今回の電圧変更に至る経緯は…

我が家の2階に設置されたエアコン。
物凄く古いんです。
古い→電気食う→キタナイ→使わない…

そんな感じでずっと使っていませんでした。
しかし、近年の酷暑。
耐えかねてエアコンの交換を依頼するも、

・室外機が2部屋兼ねた”マルチエアコン”
・電源が室外機に直接配線されていて、室内機のそばにコンセントが無い
・電源電圧が単相3線式200Vで、普通の100Vエアコンが付けられない
・室外機が高所に設置されている

そんな訳で、見積依頼したものの、
1社は2台で工事費約8万円。
1社は、工事できません…だって( 一一)

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古い家だし、面倒なので片方の部屋のエアコンをDIYで外して簡単に付けてもらおう、と。
そのためには、室外機に接続された200Vを100Vに落として引き込んで、コンセントを付ける必要がありまして。



ブレーカー(配電盤)での電圧変更は、業者さんによりますが依頼すれば\2000円くらいでやってくれます。
コンセントの交換作業が必要になる場合は、別途料金がかかるかもしれません。
また、この作業は電気工事士の資格を持った方にしかできません。

全ての作業は自己責任で。
100V、200Vでも場合により人間死んでしまいます。
この記事の内容に誤りがあったとしても、どのような結果を招いても一切責任を負いません。
この作業は、電気工事士の有資格者以外は法律違反となります。
死傷・器物の損壊や焼損、火災の危険がありますので、資格の無い方は絶対に行わず、電気屋さんに依頼してください。

ブレーカーで電圧変更は可能ですが、そのブレーカーに繋がっている機器すべての電圧が変更されます。
コンセントの形状変更も必要な可能性がありますので、注意です。
誤った電圧で機器の電源を入れると、機器破損、焼損、爆発、火災等々の危険があります。
当然ですが、当方は電気工事士資格保持者です。



今回の作業は、200V→100Vに下げるものですが、逆に100V→200Vに昇圧する事もできます。

大前提として、家のブレーカー(配電盤)に来ている電気が、”単相3線式”であること。
築30年超の我が家ですら単相3線式でしたから、普通は大丈夫でしょう。
エアコンのブレーカーがどれなのか、先に見つけておきます。
赤で囲った所がエアコンのブレーカーでした。

ブレーカーを落とすと、当然真っ暗になりますので…
ワタクシはヘッドライト

を使っていますが、電池が3本必要で無駄なので、
↓このモデルで十分だと思います。



全ての分岐ブレーカーを切ります。
主幹のブレーカーと、漏電ブレーカーを切ります。
ブレーカーの二次側に、電圧が無い事をテスターで確実に確認します。

配電盤のカバーを外します。
下側に手をかけて引っ張れば外せました。
一応手袋してますけど…絶縁の方がいいかな



ブレーカーカバーの裏側に、”200V回路が必要な時は”
という図解付きの説明がありました。
電気工事士と言えども、電圧変更作業は初めてなので参考に熟読しておきました。

分岐ブレーカーには、100V専用の【2P1E】と
200V兼用の【2P2E】の2種類があり、この配電盤には
2P1E×4個
2P2E×2個
が設置されていました。



拡大(笑)

説明書きの、①~④までは上のブレーカーでの電圧変更。
⑤は下のブレーカーの電圧変更方法です。
また、この説明は、100Vから200Vへの昇圧の説明ですので、今回の作業は逆手順です。

要は、ネジを2本緩めて、金属バーの取付位置を変更すれば終了ですね。



分岐ブレーカーの端子には赤で囲ったカバーが取付されています。
これを外します。
当然ですが、全ての分岐ブレーカー、漏電ブレーカー、主幹ブレーカーは全て落とす(切)しておきます。
写真は悪い例です。



カバーがかかっているって事は、危ないから気を付けてね、です。



赤で囲った所のツメで保持されているので、写真の辺りをつまんで、右方向に剥がします。



カバーが外れました。
端子が丸見えです。
ブレーカーが切れていても、触るのが怖いですね。



200V兼用の、2P2Eブレーカーには金色のシールが貼られていて
110/220Vの表示がありました。
この2つのブレーカーは、設定(金属バー)を変更すれば100V用としても200V用としても使用できます。


東京電力さんの画像を借用。

単相3線式とは、こんな仕組みになっています。
黒線(100V)、白線(中性線)、赤線(100V)の、3線から構成されていて、繋ぎ先により100Vと200Vを切り替えられるようになっています。

中性線と黒線:100V
中性線と赤線:100V
黒線と赤線:200V

となります。




どんな風に繋がっているのか注意深く観察すると…
上記の通りです。
上側左2個のブレーカーは、赤線(100V)と白線(中性線)
下側のブレーカー3個は、黒線(100V、水色で経路表記)と白線(中性線)に繋がっています。

右上のブレーカーのみ、赤線(100V)と黒線(100V、水色で経路表記)に繋がっていますので、200Vになっています。
この接続を、赤線(100V)と白線(中性線)に変更します。



切り替え作業です。
水色で丸を付けた、黒線(100V)に繋がっている金属バーを外して、白で丸を付けた白線(中性線)に繋ぎなおせばOKです。



作業前に、もう一度すべてのブレーカーが落ちて(切)いて、どの端子にも電圧が無い事を再確認しました。

端子間の隙間は、10㎜以下の所もある感じで、ドライバーを突っ込むと絶対他の端子に触れてショートします。
絶縁ドライバーがイイっすね。
ショートすると盛大に火花が散り、驚いた拍子に高所から落下してケガしたりしますので…

まずは、ブレーカーの根元の所のネジを緩めて…



今度は、ココ。
黒線(100V)に繋がっている金属バーのネジを外します。



外れました。
金属バーがぐらぐらになるので、既にズレています。
ほぼ確実に、すぐ下にある中性線に金属バーが触れます。
確実にブレーカーを落として無電圧を確認しておかないと、ショートしてバーーーンッッです。。。

奥に見えているネジは緩めただけで、手前のネジは外してあります。
くれぐれも、ネジを配電盤の中に落とさないように…
取り出すのが大変そうです。

ネジ落下防止機能付きドライバーなんてあるんですね。



金属バーを、くるっと回すだけなんですが、ネジを緩めただけでは回せなかったので、一度金属バーを外しました。

くれぐれも、ネジを中に落とさないように!



外れた金属バーはこんなのです。
ただの銅の端子でした。
無くすと大変なので、ネジも金属棒も落としたりしないように注意です。



白線(中性線)側に取付完了です。
奥にある、ブレーカー側のネジを付ける時は落とさないか超緊張しました(笑)



これで、200V→100Vへの電圧変更作業完了です。
分岐ブレーカーをあげる前に、ちゃんと200Vから100Vへ変更されているかテスターで確認しました。
もしも変更が上手く行っていないのに機器の電源を入れてしまうと、一発で壊れますので。

逆の手順で行えば、100Vから200Vへの昇圧も可能です。

また、下側のブレーカーを100Vから200Vへ昇圧するには、白丸を付けた部分に付いている金属バーを赤丸の所に接続変更すればOKです。

この作業は電気工事士の資格を持った方にしかできません。

全ての作業は自己責任で。
100V、200Vでも場合により人間死んでしまいます。

この記事の内容に誤りがあったとしても、どのような結果を招いても一切責任を負いません。
この作業は、電気工事士の有資格者以外は法律違反となります。
死傷・器物の損壊や焼損、火災の危険がありますので、資格の無い方は絶対に行わず、電気屋さんに依頼してください。

ブレーカーで電圧変更は可能ですが、そのブレーカーに繋がっている機器すべての電圧が変更されます。
コンセントの形状変更も必要な可能性がありますので、注意です。
誤った電圧で機器の電源を入れると、機器破損、焼損、爆発、火災等々の危険があります。