クルマの電装で良く使う、配線分岐に便利なエレクトロタップの使い方です。




クルマの配線作業で良く使う、配線分岐タップの使い方…
通称エレクトロタップ、または”かにさん”なんて呼ばれていると思います。

一番良く見かける赤いタップ。
AMP社製がオススメです。
1個50円くらいが一般的でしょうか。
表裏はこんな感じです。
左右対称に見えますが、緑○部分に、なにやら引っかかりのような物があります。

色の違いについては、後ほど。



さっそく使ってみます。

その引っかかり部分に配線の端を合わせて置きます。
使った配線は、0.5sq(スケア)の太さの物です。



そのまま クルっと折り返して…



ちょっと大きめのペンチで グイッと押さえつけます。
感触的には、パチッって感じでハマります。

このペンチ↓だと、傷も付かないし滑りにくいので簡単に取付できます。




出来上がった分岐用配線、タップ付き。
配線の反対側にはギボシ端子メスなどを付けるのが一般的です。

写真では10センチ程度の配線を使いましたが、
必要に応じて数メートルな場合もあります。

例の引っかかり部分は、写真のようにフタになります。



ここからは、実際のクルマの配線などからの分岐手順です。

分岐元(クルマの純正配線など)を、写真のように置きます。

先ほどと同じように折り返し、ペンチでパチッとハメます。



分岐完了です。
青/白の配線が、分岐させたいクルマの電源等の配線(分岐元)
白配線が分岐された配線で、これから取付する機器やLEDに繋げる配線(分岐先)です。

電源などに使用する際には、許容電流等には充分注意して使ってください。
…とは言っても、タコ足分岐をしなければ普通は大概大丈夫ですが、自己責任で♪

エレクトロタップの弱点は、分岐元と分岐先の配線の太さをほぼ同じにしないと適合しないところでしょうか。
ここを守らないと、接触不良の原因になります。
小さな電流しか流れない分岐先であっても、エレクトロタップ所だけは分岐元に合わせた太さの配線を使うようにします。
ここで使ったような裏ワザ?反則ワザもありますが、これは接触不良覚悟の手抜きワザです。



タップには赤のほかに青や白などもあります。
主に、適合配線の太さが違います。

赤は配線の太さが0.5~0.85sq(スケア)
青は配線の太さが1.25~2sq(スケア)
白は配線の太さが0.18~0.36sq(スケア)
黄色はもっと太い配線用です。

分岐させたい分岐元の配線の太さに合わせる必要があります。
事前にどの配線から分岐させるのか、その配線の太さはどれくらいなのかを調べて置く必要があります。

コペンでは青がトランク内照明用に1個必要なほかは
ほとんど赤タップで事足ります。

C26セレナの時は、ほぼ赤タップでOKでしたが、
C27セレナでは、配線がかなり細くなっており、白タップの出番がかなり多いです。

使い方の動画を作りました。
最初っから噛んでますが(^^ゞ
↑一番上に貼ってあります。

エレクトロタップの外し方はコチラ


各タップの規格値はこんな感じ↓

白タップ
適合配線(AV線またはAVS線)
0.18~0.36sq(スケア)
使用可能電力
DC12V40W以下(約3.33A以下)
DC24V80W以下(約3.33A以下)


赤タップ
適合配線(AV線またはAVS線)
0.50~0.85sq(スケア)
使用可能電力
DC12V80W以下(約6.66A以下)
DC24V160W以下(約6.66A以下)


青タップ
適合配線(AV線またはAVS線)
1.25~2.00sq(スケア)
使用可能電力
DC12V200W以下(約16.66A以下)
DC24V400W以下(約16.66A以下)


↑周囲温度が上がれば許容電流値は下がります。
あくまで参考値と言うことで…

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