【C27】ナンバー灯の日亜LED雷神化

セレナ(C27)

C27セレナでのナンバー灯(ライセンスランプ)イジリはもう何度目?
やっと自作しました(笑)



前回、同じく日亜化学製のチップLEDを42個も搭載した基板を加工し
ナンバー灯に押し込んで使っていましたが、明るさも色もイマイチ。
やっと重い腰を上げて、通称雷神と呼ばれている最強部類のLEDで自作。

…そうは言っても手抜きです(^^;)
ランプユニットを外してくるのが面倒で、前回使った基板から寸法を導き出し…
だいたい、15×40㎜くらいまでの基板なら入る…ハズ?



このLEDなら、片側10個は入りそう。
LEDは日亜化学製
NSPWR60CS-K1
色調b6、ランクP8 です。
気づいたら、もう5年以上前に購入したらしいです(^^ゞ

基板は、ガラスエポキシ基板の使いかけのヤツで十分。
基板の大きさをだいたいマジックで書いたら…



いつもの糸鋸とヤスリを使って基板のサイズを整えます。

糸鋸は何でも良いと思いますが、
ヤスリはタジマ サンダーSA-30↓ってのが
本当に良く削れるし、微調整も簡単で重宝します。



左側の基板が、糸鋸で切ったところ。
右側が、ヤスリで整えたところです。
周囲は、蛇の目基板の丸い端子が削れないギリギリまで小さく調整しました。

切ったり削ったりの作業は、基板をびしょびしょに濡らして行い、
終わったら作業スペースを水で流しています。
ガラスエポキシ基板の粉塵なんて吸いたくないですし…



基板に、電流制限抵抗を先に取付。
間にあるジャンパー線(スズメッキ線)は、
上下の回路の電源(+)を1か所にまとめるために取付します。

LEDは全部で10個取付しますが、
3個-2個…上段
3個-2個…下段 と分けて電流制限しました。

LED3個の場合の抵抗値と電流は…
クルマの電源電圧=14.4Vで
LEDのVf=3.1V、LEDの電流50mA(0.05A)の場合
{14.4V-(3.1V×3個)}÷100Ω=0.051A
写真左側の100Ω抵抗で3個のLEDを駆動。

LED2個の場合の抵抗値と電流は…
{14.4V-(3.1V×2個)}÷160Ω=0.05125A

ぴったりの抵抗が無いので、
150Ωと10Ωを直列に繋いで160Ωとします。
写真中央の150Ω抵抗と右側の10Ω抵抗を直列に繋いで、
2個のLEDを駆動しています。

各抵抗の消費電力は
100Ω
0.051A×0.051A×100Ω=0.2601W
10Ω
0.051A×0.051A×10Ω=0.02601W
150Ω
0.051A×0.051A×150Ω=0.39015W
どれも0.5W以下ですので、
1/2W(0.5W)抵抗で大丈夫です。



基板裏面はこんな感じです。
100Ω~150Ω~10Ωの抵抗を直列に繋いで、
100Ωと150Ωの間から上下の回路を繋ぐって感じですね。

最近は抵抗なんかも簡単に入手できるようになって便利ですね~



抵抗が付けられたら、その上からLEDを取付していきます。
100Ωの抵抗側に、3個のLED。
反対側から、2個のLEDを逆向きに。
写真の通り取付しました。



LEDと抵抗のハンダ付けが終わったところ。
赤で囲った所が、電源のプラス(+)側
青で囲った所が、電源のマイナス(ー)側になります。



写真の位置に、クルマの電源に繋ぐ配線を取付しました。
赤=プラス(+)
青=マイナス(ー)です。

写真では配線は0.5sqのダブルケーブルを使っていますが、
その後耐熱配線に交換しました。



完成したLEDユニットの新旧比較です。
上にあるのが、前回取付した日亜化学のチップLEDユニットです。
前回の作業はコチラコチラ



耐熱配線は、LED基板から4.5センチ程度にしました。
配線の反対側は、T10サイズのウェッジベースを取付しました。

1.配線に0.8㎜のスズメッキ線を取付して、
2.ハンダ付けした所を熱収縮チューブで絶縁。
3.ウェッジベース(+側に赤でマーキング)にスズメッキ線を通し
4.スズメッキ線を互い違いに折り曲げて、余分な所を切断します。



完成したLEDユニットです。
左右2個必要ですので、LED計20個を使います。
…雷神96個使った街灯は↓92万円です(笑)



ランプユニット内での固定、絶縁を兼ねて、
基板の裏側にスポンジテープ?を貼りました。
タカチのUR-55を使っています。

20㎜幅くらいに切って、基板裏に貼付け。



ランプユニットをパカっと開いたら、ウェッジベースを端子に押し込んで取付。
写真の下側がプラス(+)、上側の端子がマイナス(ー)です。

ランプユニットの外し方や、分解方法はコチラです。



ウェッジベースがきちんと取付できた事を確認できたら、
LED基板をスポンジと共にランプユニットに押し込みます。
ランプユニットの周囲に貼ったアルミテープは
既に光の反射の役割はほとんど期待できませんし
基板の回路のショートの危険性がありましたが面倒でそのまま( 一一)



以前の日亜化学製チップ基板よりも厚さが増して
ランプユニットに収納するのはギリギリでしたが、
無理矢理押し込んでレンズを閉めて終了♪



ここからは恒例?点灯比較です。
こちらが、以前のチップLED42発バージョン。
取付した時に思った通り、なんだか紫っぽい色調なんですよね。
拡散性は問題ありませんでした。



今回製作した、日亜化学雷神×20個です。
一目瞭然で、純白!
明るさも明らかにアップしています。



遠くから見ても、お!♪と思える明るさ。
当分はこれでいいかな!

製作コストは、LED約2000円。
基板、抵抗、その他約500円位?計2500円くらいでしょうか。

満足か?と聞かれれば、まだ満足できません。
C26の時の日亜化学製 雷光66発がやっぱり最強でしたね。
C27のあのスペースには66発は入りそうにありませんが…


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