透過パネルの加工でかなり苦労しましたが、
ココからは発光部を作っていきます。
ここまでに時間がかかり過ぎてちょっと手抜き癖が出て、
基板加工などをせずにテープLEDを使って…
結局余計な手間が増えた気もします。
良くある、テープLEDの切れ端です。
発光色は白としましたが、お好きな色を選んでください。
しかしまぁ、テープLEDは安くなりましたね。。。
↓5mで\314円とか安過ぎ!
切れ端なので、表面の透明樹脂を削って端子を露出させます。
そこに、配線をハンダ付け。
今回は細めの配線を使いました。
一応、赤配線=+(プラス)としました。
透過させるパネルの裏の箱の中に貼付けします。
『P RNDL』の全ての部分を均等に光らせたいので、慎重に位置を決めました。
テープLED裏面の両面テープでぺたりと簡単貼付け。
本当なら、LEDの発光素子が5個あれば一番イイんですが、
テープLEDは3個1組でしか使えません。
例えば3個+2個とすると、2個の方は発光しなくなるか、
若しくは過電流で明るく光ったのちに壊れてしまいます。
3個2組の長さは入らないので、仕方なく3個1組で使います。
配線は純正の電球用配線に繋ぎます。
純正の電球のサイズはT-5。
T-5ウェッジベースを使ってそのソケットに差し込む事で
純正配線無加工で繋ぐことができます。
差し込んだ後でもどちら側が+(プラス)か分かるよう、
ウェッジベースの片側を赤く塗っています。
配線の先に、0.6㎜位のスズメッキ線をハンダ付け。
…ここは抵抗やダイオードの足で十分です。
そこにウェッジベースを差し込んで、
スズメッキ線を互い違いに折り返して、
余分なスズメッキ線は、切断しました。
赤丸部分で、純正電球のソケットに、ウェッジベースを差し込みます。
写真では余計な所までシフトパネルを分解していますが、ここまでする必要はありません。
ちなみに、電球は+(プラス)―(マイナス)の区別なく、
どちら向きに差し込んでもOKで点灯しますが、
LEDは正しい向きでないと点灯しません。
電球のソケットの黒い配線の先にある茶色いコネクタの極性は写真の通りでした。
ただ、ココの極性が本当に管理されているかどうかは分かりません。
…点灯しなかったら、逆向きに差し込めばOKと思ってください(笑)
この状態で一度仮に組み上げてみて、点灯させてみたところ…
やっぱり…パネルの明るさにムラが( 一一)
特に『P』部分が暗く、
逆に『RNDL』部分が明るくなってしまいました。
なので、パネルの裏面の『RNDL』部分に白い紙を一枚多く貼ってみました。
『RNDL』はイイ感じの明るさになりましたが、『P』が暗い。
これは、『P』の下にLED発光素子が無いのが原因です。
想定はしていたけど、ちょっと許せないので、アルミテープを小さく切って
まずは『P』の周辺に反射目的で貼付け。
そして、一番『P』に近いLED発光素子の光を、『P』側に反射させる目的で
『P』側に傾けて貼付けしました。
別角度で見ると、こんな感じです。
思い付きで簡単に対策してみた感じですが、案外イイ感じに反射してくれます。
透過パネル無しで発光させてみるとこんな感じです。
ここだけを光らせるには、明る過ぎですよね…
紙を重ねる事で遮光していて、電気的には対策しません(^^;)
点灯比較です。
これは、純正のオレンジ発光状態。
既に懐かしいです。
こちらが、前回の超手抜き版。
電球を抜いて、砲弾型5㎜白LEDを1個入れただけ。
コレだと、まぁまぁかな?に見えますが、実際はもっと色が緑色に見えますし
照度のムラも酷くて見られないシロモノでした。
今回製作したシフトポジションパネルの発光状況。
白く、明るくなりました。
でも、近づくとこんな感じ…
やっぱり多少ムラがありますね。
あと、明るい時に粗が目立ちます。
作業時間は、約3時間でした。
一番時間がかかったのは、透過パネルの裏面の削りで1時間くらい。
ん~、一応しばらくはこのまま使いますが、
時間と知恵を絞った割には完成度に納得が行かないのでまたリベンジする事でしょう。。。
多分続く…
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