C27セレナで、エアバックを取り外しします。
ステアリング交換の時にも参考になると思います。
※自己流の作業方法で、メーカーの指示と異なっています。
参考にされる方は、自己責任でお願いします。
また、エアバックを外す際には安全に配慮して行い、作業に不安のある方はディーラーに依頼するなどしてください。
作業中に誤動作すると、死亡事故につながる可能性があります。
本来、エアバックの作業を行うには、バッテリーを外して完全にクルマの電源を遮断します。
しかし、イマドキのクルマでバッテリーを外すと、色んなトラブルが。。。
出来れば外したくないので、別の方法で。
まずはグローブボックス裏にある、ヒューズホルダーで、エアバックのヒューズを抜きます。
グローブボックスの裏面に貼られた、ヒューズ位置を確認します。
車種・グレードにより、ヒューズ位置が違う場合がありますので、現車で必ず確認してください。
緑で囲んだ所が、エアバックのヒューズ(赤:10A)でした。
ラジオペンチを使って、つまんで引っこ抜きます。
上から5番目…間違いのないことを確実に再確認。
これでエアバックの電源が切れました。
ただし、ヒューズを抜いてもクルマ側(エアバック側)に電気が残っている事があるのでエアバックに触れるのは15分ほど待ってから行います。
待ち時間に、ホーンのヒューズを抜きます。
ホーンのヒューズは、エンジンルーム内にあります。
写真の、緑で囲った所にありますが、アクセスするには他のパーツを外す必要があります。
エアダクトをゴッソリ外すので、赤丸のクリップ2か所を先に外します。
黄丸の所で、エアダクトがクルマ側に固定されています。
クリップ2か所を外したところ。
エアダクトを外すには、こんな感じで左側を持ちあげて…
右側のこの辺りを持ちあげると、クルマ側の固定が外れます。
最後に、赤で囲った所同士でダクトが繋がっていますので、上に持ち上げて外します。
エアダクトがごっそり外れます。
外れた車側はこんな感じ。
赤囲いが、エアダクトの接続部分。
緑丸2か所が、エアダクトが固定されていた穴です。
外れたエアダクト裏側はこんな感じ。
赤囲いが、ダクト。
緑丸2か所が、固定用の突起です。
突起がクルマ側の穴にハマってるだけですので、持ち上げれば外れます。
いよいよヒューズボックスのフタを開けるのですが、真上に邪魔な配線2本があり、開けられません。。。
ここの配線の取外し方法は、みんカラのYSMS1224さんのページを参考にさせて頂きました。
このページのおかげで、先に進むことができ、助かりました。
配線を一時的に外します。
2本の配線の先に、大きなコネクタが2個あります。
これを外します。
赤囲いのロックを、向こう側(車両後方)に押し込みながら、下にあるロックフレーム?を上に持ち上げます。
ココを爪で押しながら…
この部分を上に、グイっと持ち上げます。
上まで上げ切ったところ。
コレでもう、コネクタは外れています。
手前(車両前方)に引っ張れば、ポロっと取れます。
コネクタの外し方は、どちらも同じですので、同様に外しました。
コネクタは、左側(運転席側)が茶色・右側(助手席側)が黒色です。
…とはいっても、逆には差し込めないようになっているので安心です。
コネクタを外して、配線を左側(運転席側)に避けたところ。
やっとヒューズボックスのフタがフリーになりました。
矢印の4か所を押しながら持ち上げれば、フタが外れます。
フタの裏面に、ヒューズの内容が書かれていますので、確認しました。
目的の、ホーンのヒューズはここ。
左から4番目、10Aです。
ちなみに、C26セレナの時は、こんな感じでした。
似てはいるけど、ちょっと違います。
ヒューズボックスの中身はこんな感じ。
黄色で囲った、赤色の10Aヒューズが、ホーンです。
ラジオペンチで引っこ抜きました。
…ミニヒューズでびっくり(笑)
車内は低背ヒューズなのに、ココはミニヒューズ。
統一してほしいですねー
これで、ホーンも鳴らなくなっているハズです。
念のため、ホーンボタンを押して確認しておきます。
エアバックのヒューズを抜いてから15分経過している事を確認したら、エアバックの外し作業に移ります。
エアバック取り外しの実践編はコチラ
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