コーヒーメーカー温度ヒューズ交換修理~分解・診断編~からの続きです。
動画はこちらです。
7年越しで初めて分解したので、一応 水の通る管を掃除しておきました。
ストロー洗いを使います。
こんな風に管に差し込んでゴシゴシしておきました。
本当はクエン酸を溶かした水で掃除したいですが、
濡れてはイケナイ部分も多いので乾燥状態でガマン。
それでも、白いカルキ成分?の粉がイッパイ出てきて掃除した感はありました。
このストロー洗い、片側から差し込むとこの辺りまで届きます。
反対側から差し込めば、隅々まで掃除出来てスッキリ。
半透明のストローみたいな絶縁チューブもスライドさせて、
念のためもう一度テスターで確認。
やはり導通なしでヒューズ切れでした。
平型端子で繋がっていたので、矢印方向に引っ張って外しました。
温度ヒューズは赤で囲った部分です。
この部分だけ交換すれば良いのですが、ヒューズが圧着端子で取付されています。
いつもなら、圧着じゃなくてハンダ付けしよう~となるのですが…
ヒーターに近く、加熱される部分ですのでハンダが溶解しないか心配。
圧着する方法を考えました。
部品の調達です。
温度ヒューズに、OHM社製の物を選んでしまったので、圧着スリーブが付属していませんでした。
圧着スリーブを別で購入しましたが…
こちらの温度ヒューズなら、圧着スリーブが付属しているのでもっと安く出来そうです。
温度ヒューズなんて超久しぶりに手にしましたが、こんなの。
172°のヒューズのハズですが、169°の表記となっています。
型番(SF-169H)では元の部品と間違いないので、これを使います。
温度ヒューズはそのリード線(足)部分に受けた熱で動作しますので、
十分に熱を受けられるようにリード線(足)を短く切らないように注意しました。
平型端子の新品を準備できなかったので、どうしようか…良く考えてから交換部品を切断。
平型端子は、ヒューズのリード線(足)に直接圧着されています。
本来なら新品の平型端子に交換したいのですが、無かったので…
平型端子側にヒューズのリード線(足)を出来るだけ残して切断しました。
ちなみに、この平型端子はコレと思われます。(未確認です)
平型端子を交換せずにどうするかと言うと…
こんな感じで残しておいたリード線(足)に新しい温度ヒューズのリード線を
圧着スリーブを使って圧着してしまいます。
圧着工具は、クルマいじりで使っているギボシ端子用のこの工具が使えました。
これの、裸端子用2.0の所を使いました。
圧着スリーブにヒューズのリード線2本を差し込んで、2.0の所で圧着。
念のため、2カ所で圧着してみました。自己責任で。
2か所で圧着してみたところ。
1か所圧着するごとに、左右に引っ張ってみて確実な圧着であるか確認しました。
ヒューズの反対側は、耐熱配線でしたのでワイヤーストリッパーで被覆を10㎜位 むきました。
中の導線を切らないように十分に注意です。
導線が足りなくなると電流に耐えられなくなり異常過熱の原因になります。
こちらも導線とヒューズのリード線(足)を圧着スリーブに通して、2か所で圧着。
こちらも、確実に圧着されているかよく確認しました。
ストローみたいな絶縁チューブを元通り被せて…
平型端子を元通り接続してから、白いチューブも元に戻しました。
外した金具を、ネジとナットで取付。
配線を結束バンドでキレイにまとめてから分解と逆の手順で組み立てしました。
軸の長いドライバーがあれば、迷う事も難しい事もなく組み立てできます。
コンセントを差し込み、電源スイッチを押すと…
コチンっって電源が入りました。
もちろん、今まで通り美味しいコーヒーを淹れられます。
使った工具や部品はこんなのです。
温度ヒューズ172°(SF-169H)
裸圧着スリーブP2(↑これには付属しているので不要です)
軸の長いドライバー200㎜ または 250㎜
圧着ペンチ
耐熱結束バンド
ストロー洗い内部清掃用
使わなかったけど
平型端子はこれかな…(未確認です)
後継機種の新品はコレ
お気に入りのコーヒーはコレです。
参考にされる方は、全て自己責任でお願いします。
1回のチャージ金額 | 通常会員 | プライム会員 |
90,000円~ | 2.0% | 2.5% |
40,000円~ | 1.5% | 2.0% |
20,000円~ | 1.0% | 1.5% |
5,000円~ | 0.5% | 1.0% |
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