メルカリが運営する、シェアサイクル メルチャリ(merchari)。
 近くで実証実験開始されました。 
 2018/11/20現在、福岡県福岡市と、東京都国立市でサービスが開始されています。
近くを通りかかる度に気になっていて、横目で見ていました。 初めて使ってみたのでそのレポートです。

 まずは、公式サイトからスマートフォンにアプリをインストールします。
 初期登録が必要ですので、事前にインストールしておくことをおススメします、。
 アプリを開くと、上記画面となります。
丸の下にある矢印の箇所が、メルチャリが置いてある”ポート”と呼ばれる場所。
 中にある数字が、そのポートにある自転車の数です。
 自転車マークは、放置メルチャリです。(後述)

 アプリの地図を頼りに、自転車を探します。
 ある公園のポートはこんな感じ。
 実証実験中だからでしょうか?
 merchariの赤い旗と、バーがかかった三角コーンが二つあるだけ。
 そしてそこに赤い自転車が停めてあるだけです。

 自転車は、明るい所で見るとこんな感じ。
 20インチの小さめの自転車で、大きめの前かごが付いていて割と大きな荷物も入りそうです。
 サドルは、お尻みたいな形のが付いていました。
 特に操作しなくても走行中は かなり明るいLEDライトが自動的に点灯して、夜間でも安心して走れそうです。

 目的の自転車が見つかったら、アプリ画面の『鍵をあける』ボタンを押します。
 昨今、自転車でも飲酒は厳罰ですから。
 こんな警告画面が表示されるので、『飲酒していません』を押さないと先に進めません。

 開錠のできる画面に移ります。
周囲が暗い場合は、右上に表示されている電球マークを押せば、カメラの照明が点灯します。
 カメラが起動しますので、この状態で…

 自転車のサドルの下にある、このQRコードを写すようにカメラを近づけます。
 QRコードが認識されると、うぃ~ん!と自動的に自転車の鍵が赤矢印の通り開きます。
深夜で周囲が静かな公園だったので、動作音でちょっとビビりました(^^ゞ

 自転車で走り出すと、アプリの画面はこんな感じです。
 ライド時間がカウントアップされて、自車位置が地図上に表示されます。
また、自転車を返却可能な”ポート”には水色で〇印が表示されます。
 ”ポート”には停められる自転車の上限台数が決まっていますので、空きの無いポートには×印が。
 三角は何だろう?もうすぐ一杯!かな?
ライド時間がカウントアップされるので、1分4円と格安ですが、なんか焦ります(笑)

 目的の”ポート”に到着したら、手動で自転車の鍵をかけて終了です。
 今回は、1.55kmで7分56秒の利用でした。
 なぜか利用料金(ライド料金)は0円でした。実証実験中だからでしょうか。
利用してみた感想は、
 良い点
 ・思ったより乗り心地が良い(サドルの感触が良い)
 ・3段変速付きで、坂を上るときも便利
 ・自転車の大きさの割に、前かごが大きくて荷物が乗る
イマイチな点
 ・ポートからポートへ まっすぐ移動するのは便利だが、途中でコンビニなんかに寄る事ができない
 ・移動中に目的のポートが埋まると、他のポートを目指さなければならず、困るかも
 
 今回の利用が有料だった場合は、4円×8分=32円の計算です。
 タクシー利用だと、約1200円、徒歩だと約25分の距離ですので、安く、早く移動出来て便利です。
 利用料金は、毎月請求が来てから支払い方法を選べます。(クレカ/コンビニ)
尚、最初の写真に表示されていた自転車マークアイコン(放置メルチャリ)を見つけてポートまで移動させると、15分間無料のサービスがあります。
 使いたい時に、放置メルチャリが近くにあれば、運営の手助けもできる上に利用者もお得とは良く考えましたね。
 今後も機会があれば使ってみようと思います。


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