【L880K】コペンの車載工具確認と使い方

コペン

2005年10月に納車された、我が家のコペン。
先日、急にコペンで長距離、しかも雪の中を走行する機会があり、
バッテリー交換と共にスタッドレスタイヤへの交換と空気圧調整を行いました。

時間の無い中で、空気圧調整を純正工具で行うことができたので、
さらに緊急時に困らないよう、車載工具の確認を行いました。



↑慌てず急いで行った、バッテリー交換の動画です。



コペンのトランクは、キーレスの『UNLOCK』ボタン長押しで開けています。
トランクには、三角停止表示板を常備しています。
一般道での携行は義務ではありませんが、高速道路や自動車専用道での故障時には表示が義務。
持っていないと、違反となりますので…

非常信号灯(発煙筒)も、数分で燃え尽きないLEDのものを常備しています。



手前の、この部分を車両前方(エンジンルーム方向)にめくります。



こんな感じで まずは黒いケースに入ったパンク修理キットが見えます。
この黒いケースはマジックテープで固定されているので、ベリベリっと剥がして外します。



パンク修理キットを外すと、手前にジャッキが見えます。
外してみたいのですが、右側に見えている白い発泡スチロールのカバーが邪魔なので…



黒い内装に少し引っ掛かっていますが、避けるようにすれば簡単に外せます。



外れました。
中にはルーフコントロールユニットが入っています。
余分な配線は、トランクルーム内の自作LED照明のものです。
詳細はこの辺り。13年前の作品(笑)懐かしいですね~
贅沢に日亜化学のLEDを使っているので?まだ壊れません。



ジャッキを外します。
赤で囲った所で、踏ん張っているので…
ジャッキを上下させる、緑囲いの所を緩める方向で手でちょこっと回します。。



こんな感じで、踏ん張りが外れて隙間ができるので、そのまま取り出します。



ジャッキの下に、紫色?水色?微妙な色合いの袋が。
ココにコペン専用の車載工具が入っています。
置いてあるだけなので取り出しておきます。



あらわになった、15年経過したコペンのトランク床。
サビのようなものが…オープンカーの宿命?
トランクを開けると雨が流れ込むコペンの宿命?
気になるけど、気にしすぎず見て見ぬフリで、ぞうきんで少し拭くだけにしました。



パンク修理キットをケースから出してみました。
15年モノですが、中身はキレイでした。
エアーコンプレッサー(空気入れ)と、タイヤパンク修理剤でした。



15年目に判明する真実!
パンク修理剤の有効期限が2009年6月。
期限切れから10年以上経過していました。
メルカリで使用期限の長い物を¥1400円(税/送料込み)で購入。

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新しい純正品なんですが…
付属品なんかは変わらないんですが、ボトルサイズ(内容量)が違う感じなのは気になります。
純正品をディーラーで買うと一体いくらなんでしょう?
3500円くらいかなーと思っていますが…

※2021.1.9追記
ダイハツディーラーで部品番号と価格を確認しました。
部品番号:C6048-B1010
価格:¥4730円(税込み)
思ったより高かったですね。
品番は、トヨタと共通のようです。

また、古いパンク修理剤を廃棄する際にはダイハツに持ち込むよう
注意書きがありましたので持参したところ、廃棄料金が¥550円(税込み)かかりました。
特殊な薬剤であり、自治体では処分出来ないと思うので、正規ルートでの処分が必須ですね。



エアーコンプレッサーはこんな感じ。
横にあるフタの中に、電源供給用のシガーソケットと、空気入れのホースが入っています。



電源は、コペンのシガーライターに差し込みます。
コンプレッサーを動かす時は、ACCでも良いですが、バッテリーが心配なのでエンジンをかけて行いました。



タイヤ側は、バルブのキャップを外して、ホースを取付ます。
ホース側の金具をくるくる…
途中、タイヤの空気がシュー!!!!っと抜けますので、手早く行います。



エアーコンプレッサー(空気入れ)をタイヤに繋ぐと、
この時点でタイヤ内の空気圧が表示されます。

コペンの純正サイズ(165/50R15)なら、2.4kpaが標準空気圧と
コペンの運転席ドアを開けたところに表示されています。



エアーコンプレッサーは、電源を入れるとカナリうるさく
近所迷惑な音と共に空気が入っていきます。
夜間や早朝は避けた方が良さそうです。

なお、エアーコンプレッサーの空気圧表示は、
電源がONの時とOFFの時で変わり、OFF時は少し下がります。
取扱説明書によると、OFFにしてから確認するよう指示がありますので、間違えないように。



ちなみに、慌てず急いで取り換えたスタッドレスタイヤは…
御覧の通り(@_@;)

2008年37週製造のもの、、、、、、
約12年前のスタッドレスなのでした。
もう忘れかけたその頃の記事はココです。
一応、ずっと室内保管で、ひび割れなどの目立った劣化はありませんがー

周囲の安全を確認した後続車と対向車のいない凍結路で、
ちょっと強めにブレーキを踏んでみましたが意外に効くようです。



微妙な紫色の袋に入っていた、コペン専用車載工具の中身はこんなのです。
ホイールナットレンチ、ジャッキハンドル
そして、エマージェンシーツールが2個です。


ホイールナットレンチとジャッキハンドルはイイんですが…
エマージェンシーツールって何さって感じで15年目にして初めて、
取扱説明書で調べました。



すると、ルーフがオープンのまま閉まらなくなった際に使う、緊急用の工具であることが判明。
トランク内のココに引っ掛けて、左右同時に引っ張るためのものだそうです。

※2021.1.1追記
記事を見た方からのご指摘により、エマージェンシーツールの収納場所をグローブボックス内に変更しました。

ルーフが閉まらないトラブル時には、トランク内にルーフが収納されている事が予想され、トランクからツールの取り出しが大変!とのことです。



ジャッキは、この部分を締める方向にくるくる回せば、
ジャッキが上がっていきます。



実際にコペンで。
写真は、助手席側のフロントの例です。

ジャッキアップポイントは、こんな風に分かりやすくなっています。
この切り欠きの間に、ジャッキをかければOKです。



ジャッキアップポイントに、ジャッキのスリットを合わせて置いて…
最初は手で、ジャッキをくるくる回します。



手で回らなくなったら、ジャッキハンドルをジャッキに差し込んで、
さらにホイールナットレンチを差し込んで、回します。
赤囲い辺りを左手で支えて、緑囲い辺りを右手でぐるぐる回せば、ジャッキが上がります。

15年モノの車載工具でしたが、パンク修理剤の使用期限以外は問題なく使う事が出来ました。
今後も、緊急時に困らないような確認を欠かさずに行っていかなければならないと痛感するのでした。


今回の確認作業の動画も作りました↑


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