C27セレナに、今度は『オートブレーキホールド』ボタンを自動でONにしてくれるキットを取付しました。
本来、エンジンをかけてからこのオートブレーキホールドボタンを押す事で機能を発動しますが、
エンジンをかける度に押す必要があり面倒なので、自動的に押してもらう、という魂胆です。
今回使用するキットです。
オートパーツ工房製、スイッチ押し太朗
マイナスコントロール専用
エンジン始動後「15秒後」動作
価格も、\2300円とお手頃。
この、”15秒後”の所は、適当に決めた値なので、例えば”5秒後”のキットでも動くかもしれません。
スイッチ押し太朗には、マイナスコントロールとプラスコントロールがあります。
説明書はこんな感じ。
説明書も詳しく、注意事項も書いてありますから特に迷うことなく付けられるかな。
ザックリした接続図はこれです。
C27セレナのオートブレーキホールドスイッチは、マイナスコントロールです。
キットの、
赤配線を、IG(イグニッション電源)
白配線を、GND(アース)
黄配線を、オートブレーキホールドに接続すればOKです。
マイナスコントロールとは…?
スイッチを押した時に、信号線がアースに接続されるコントロール方法です。
その逆のプラスコントロールとは?
スイッチを押した時に、信号線が電源(クルマの場合は+12V)に接続されるコントロール方法です。
クルマに取付します。
シフトパネルを外し、
エンジンスイッチ
シフトパネル照明
パーキング/オートブレーキホールド
の3つのスイッチのコネクタを外します。
オートブレーキホールドスイッチに繋がる配線の、黒い保護テープを切って配線を露出させます。
いつもの花切りハサミを使っています。
これ位出ていれば良いでしょうか。
あとでエレクトロタップで分岐させますので、それを考えて多めに露出させています。
テスターを使い、オートブレーキホールドスイッチ裏の配線内容を調べました。
写真の、ピンク色の配線の隣にある青配線がオートブレーキホールドスイッチの信号線です。
ボタンを押すと、この配線がアースと導通します。
スイッチ押し太朗キットの方は、付属のエレクトロタップ(白)を取付しました。
赤配線のIG(イグニッション電源)は後で配線を延長する事になるので、エレクトロタップは付けない方が良いです。
配線内容を書いている名札はこれです↓
キットの配線を、オートブレーキホールドスイッチ裏の配線に接続します。
キットの黄色配線を、ピンクの隣の青配線に(青配線は他にもあるので注意!)
キットの白配線を、 黒配線に(2本のどちらでもOK)
※キットの赤配線が茶色配線に接続されていますが、間違いです(^^ゞ
エレクトロタップを付けたら、赤丸のようにいつもの結束バンド(黄色)で結束しておきました。
緑丸のエレクトロタップは、間違えてIG(イグニッション電源)を繋いだ所ですが、エレクトロタップを外すと配線が切れそうだったので残しました。
タップの部分は、保護テープで巻いておきました。
このテープ、純正っぽく仕上がるし、カタカタ音などの防止にもなるので最近お気に入りです。
コネクタをスイッチに戻します。
キットの赤配線は、クルマのIG(イグニッション電源)に繋ぎますが、キットの配線では短かったので緑丸部分で延長しています。
赤丸部分で、ダブルブリンクハザードキットを付けた時のIG(イグニッション電源)に接続しました。
ピンクの丸の所で、配線がシフトノブを動かした時に絡まったり挟まったりしないように結束して固定してあります。
車両側のIG(イグニッション電源)は、ナビ裏のここにあります。
詳細はココにあります。
余った配線を結束バンドでまとめて…
シフトパネルを閉める直前です。
配線を挟まないように内装を全て戻せば、キットの取付は完了です。
これで、エンジンをかけて約15秒後に…
勝手にボタンを押してくれるのでAUTO HOLDのLEDが点灯し、機能がONになります。
オートブレーキホールドスイッチのLEDは、青に打ち換えてあります。
打ち換え記事は、コチラにあります。
必要な時は、再度ボタンを押すことで機能をOFFすることももちろんできます。
動作状況の動画です
動画の通りエンジンをかけて約15秒で、オートブレーキホールドボタンが自動で押されて機能がONになります。
毎回押す必要が無くて便利なんです。
でも…欲を言えば、我が家の駐車場はバックで出庫するので、15秒では出られない時があります。
60秒後、とかなら間違いなく出られているので、30秒後とか60秒後なんて設定のキットがあったらもっと便利でしょうね。
ともあれ、\2300円のキットで十分便利になりました。
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