【C27】プロパイロット故障~修理完了

セレナ(C27)


価格.com掲示板を見て、やっぱりウチのセレナのプロパイロット機能は故障しているんじゃないかと言う疑惑が大きくなり…
まずは、どのように調子が悪いのかを客観的に見られるような動画を撮影。



調子が悪いのは、自動ブレーキです。
前方の停止車両に対して、ブレーキが間に合わずに突っ込んで行く感じなんです。

プロパイロット動作中で、自動ブレーキがかかっている(青LEDが点灯している)にも関わらずブレーキが弱く…
そのままスルスルと前走車両に近づいて、黄色の接近警報と、”ピッ ピッ ピッ”と警報音が。

前車をカメラで認識しているし、ブレーキもかけているのに間に合わない感じです。



何度か、同じような状況を試していると走行速度によっては接近警報よりももっと危険が迫る事を示す、赤い警報表示の緊急警報が出ることもしばしば。
警報音も、”ピー!ピー!ピー!”と鳴り響いて驚きます。
運転者によるフットブレーキを踏まないと、おそらく衝突…試せないですけど。

さすがに、カメラで前車を認識しているのに止まれないのは変だなぁ…
こんなものなのかなぁ?と思っている矢先に、ネット上の情報を得ました。



不具合の詳細をブレーキの状況と前車の状況を撮れればと思い、先日ブレーキインジケーター進化版を取付。
左の青LEDは、プロパイロットの自動ブレーキ動作時に点灯。
右の赤LEDは、運転者がフットブレーキを踏んだ時に青LEDと共に点灯。



スマホホルダーにこんな感じでセットして、ブレーキインジケーター+プロパイロット画面+前走車両が写るようにしました。
縦長の動画を撮るには、スマホはピッタリですね。
不具合の発生している、修理前の走行動画は↓にあります。



C27セレナ プロパイロット故障の状況動画(修理前)



プロパイロットの不具合は、走行中だけでなく停車中にも。
少し下り坂になった道路で、オートブレーキホールドで停車中に、ジリジリと車両が坂を下り始めて…
”ピリリリリリリリ!”と言う警報音と同時に、こんな表示が出ました。

以前なら、少々車両が動くことはあっても、自動ブレーキが慌てて踏み増しされてちゃんと停止出来ていました。



2018年11月24日(土)に、日産へ不具合を申告。
『前走車両をカメラでは認識できている、自動ブレーキも掛かってはいるが、止まり切れずに警告画面+警告音が出る』
と伝えて、撮影してきた動画を 整備の方に見て頂く。
車両の診断器では、異常は無いとの事だったので、
『ABSアクチュエーターの故障が疑われるので、これを交換して欲しい』と伝える。

ディーラーからメーカーへ問い合わせしてもらった所、同様の症例があるようで、上記容認されました。

もっと押し問答になると予想していたので、割とスンナリ容認してもらって助かりました。
ネット上で情報を下さった先駆者の方々に、厚く御礼申し上げます。(^^)/

2018年11月28日(水)部品入庫。
ABSアクチュエーターの交換作業は丸一日かかるそうで、2018年12月5日(水)~7日(金)で実施してもらうことに。
7日(金)夕方、修理完了で戻ってきました。
早速走ってみると、ちゃんと走れる(付いて行ける)、止まれる、直ってる♪
修理完了していました。



C27セレナ プロパイロット故障 ABSアクチュエーター交換後の状況動画(修理完了後)


納車時には、↑の作業内容の明細をもらえなかったので、今日ディーラーに行ってもらって来ました。
…と言うか、持ってきてくれよぉ~

交換された部品は
VDC/TCS/ABS アクチュエーター ASSY

部品の名称と番号は
アクチュエーター & ECU
部品番号:476605TD1A
数量:1.00

整備の方に聞くと、ABSアクチュエーターはネット上の情報通り何度か部品番号が変わっている(=モノが変わっている)そうです。
部品交換に伴い、車両に認識?させるため書き込みを行うが、リプロとは別モノなんだそうで。
おそらく、一緒に交換されるECUに書き込みするイメージなんでしょう。

車両ECUのリプロとは別、と聞いても、出足が良くなるリプロされたんじゃないかと思えるほど、プロパイでの発進がちゃんと前車に付いて行けるようになっていて驚きます。

プロパイロット中に前車が止まっていても突っ込んで行く挙動の方、是非ともディーラーに相談してみてください!



コメント

  1. taki より:

    私のも2017/2納車ですが、今までこんなものなのかと諦めていたプロパイロットがABSアクチュエータ交換とコンピュータ交換によって全く別物になりました!
    良くなったと言うより本当に別物です。
    情報ありがとうございました😊

    • tacoma より:

      初期型のC27は全滅の様相ですね。
      自動ブレーキの故障ですから、リコールじゃないのかな…とも思うのですが。

      直るとホントに”別物”ですよね~
      これなら、自動ブレーキで止まれる、と言えます。
      こういった情報はネットのチカラで共有していきたいですね♪

    • takai より:

      私も今日修理に出しました。部品は、木曜日に来るそうです治るといいです。

      • tacoma より:

        返信遅くなりスミマセン。
        そろそろ修理完了の頃でしょうか。
        プロパイロットに関しては”別のクルマ”になったみたいに直って帰ってきますよ♪
        これが本来の動き何だと実感してください!

  2. joe より:

    こちらのサイトのおかげで情報を知り、先月ディーラーで同じ品番のABSアクチュエーターに交換してもらいました。
    交換後はtacomaさんのおっしゃる通り、しっかり止まれるようになり別の車になったみたいで感動していたのですが、最近またブレーキの効きが弱く接近情報が頻発に出るようになってしまいました。
    tacomaさんのセレナはその後どうでしょうか?

    • tacoma より:

      アクチュエーター交換の参考になりましたでしょうか?
      やはり交換後は別物になりますよね!

      その後はそれ程気にしていなかったですが、やはりプロパイロット中には我慢できずにブレーキを踏む事も多いです。
      今一度、自動ブレーキがどんな状況なのか安全に試せるときに実験してみる事にします。
      情報ありがとうございます。

      • joe より:

        返信ありがとうございます。
        C27に関する情報、大変参考にさせて頂いてます。
        やはりプロパイロットはあまり過信してはダメみたいですね。
        しかし部品交換したことにより、tacomaさんがおっしゃる通り出足の加速があきらかによくなったので満足してます。
        むしろプロパイロットよりそちらの方が不満だったもんで笑
        今後も情報の更新楽しみにしております!

        • tacoma より:

          あ、やっぱりそうですよね!
          アクチュエーター交換後に、出足が良くなった気がします。

          ディーラーに『リプロしました?』って確認したら、アクチュエーター交換に関わるプログラム書き換えだけで、出足が良くなるリプロはしてないとの事でしたが…

          プロパイロットは、あくまで補助機能ですから…
          過信せず、気を付けて便利に使うのが良さそうです♪

    • tacoma より:

      追記です。
      久しぶりに、長距離…とは言っても100kmちょっとですが、プロパイロットを使って走ってきました。

      結果、修理後から変わった様子はありません。
      そろそろ納車から3年が経過して、保証も切れるので再確認してみたんですが…

      相変わらずブレーキのタイミングは自分のタイミングより遅いので少々コワいですが、ちゃんと止まれる、追従できる事に変わりないようです。

      アクチュエーターを複数回交換した事例も出ているようですので、おかしいと思ったら一度ディーラーに相談される事をおススメします。
      保証が切れるまでの間に、不具合は改善してもらって当然ですので。

  3. every より:

    私も先日、アクチュエーターを交換しました。
    交換後は、まるで別物で確実に止まります。
    しかし、高速に乗っていた所、ハンドル支援が全く利かなくなってしまいました。
    どうやら、アクチュエーター交換した後にコンピュータの書き換えが必要なようですが、
    書き換えをしていないとの事で、現在ディーラーに再度、預けております。
    それでも、ハンドル支援が直らなければ、カメラユニット・ECUの交換等をお願いしております。
    プロパイロットに関しては、こんな物かと気が付かない人が結構いるんじゃないかと思っております。
    メーカーもこれだけ不具合が多発しているなら、何かしらの対応を考えて欲しいです。

    • tacoma より:

      コメントありがとうございます。
      アクチュエーター交換で自動ブレーキが直っても、ハンドル支援が無効になるとは…
      ディーラーさん、納車前にコンピューター診断かけないんですかね( 一一)

      アクチュエーター交換では、結構多くのECUが絡んでいてプログラムの書き換えが多数必要と聞いています。
      まずはキッチリ直って、快適なプロパイロットセレナライフに戻れるといいですね。

      先進の技術…と謳っていますが、出始めの技術ですから。
      最初は色んな不具合が出るのも仕方ないとは思いますが、メーカーの対応は問題アリでしょう。
      不具合だと言ってきた人だけ修理するけど、気づかない人はそのまま…ですから。
      ブレーキに関わる、安全に関わる、人命に関わるのに…

      個人的にはリコールに値する不具合だと思っています。

      • every より:

        tacomaさん
        その後の経過報告の最初のコメントに名前の欄に本名を入れてしまいました。
        削除して下さい。

  4. every より:

    その後の経過報告です。
    プログラムの書き換えが終わり、無事に戻ってきました。
    カメラユニットも年の為に交換をしたとの報告がありました。
    その後、高速にて運転しましたが、乗った瞬間からハンドル支援が始り、
    高速を降りるまで、ハンドル支援・前車追従も問題なく、完璧に治っていました。
    しばらくは、大丈夫なようなので、安心しました。
    しかし、また不具合が発生したら、即ディーラーに相談するつもりです。
    今回、アクチュエーターとカメラユニットを交換しましたが、こういった部品は、
    ユーザーには、報告がありませんが、型番が変わっていて、若干の修正があるようです。
    少しでも不具合がある方は、保障期限内の交換がおすすめです。

    • tacoma より:

      経過報告、ありがとうございます。
      無事に快適なプロパイロット(本来の姿)に戻れたようで良かったです。

      本来の姿で、ちゃんと機能していれば なかなかデキる子なのに…
      不具合が多くて残念な子に。

      そうなんです、部品番号だけでなく、内部のソフトもどんどんアップデートされているんです!
      ユーザーにアナウンスされないなんてヒドイですよね。

      保証期間中に、出来るだけ皆さまに本来の姿を取り戻してほしいです。
      プロパイロットセレナ乗りの皆様、保証期間中に、一度ディーラーでプロパイロットの点検依頼を是非。
      車両のプログラム診断器(OBD2)だけでは不具合が判明しませんので、実走(出来れば同乗)での診断依頼をしてください。

      …リコールとなる日は来ないのかな…とは思いますが、、、

タイトルとURLをコピーしました