購入から約3年を経過した、
ASUS Zenfone5Z(ZS620KL)のバッテリーを自分で交換してみました。
Zenfone5 (ZE620KL)でも同様の手順で交換作業が可能です。
バックパネル取外し編 からの続きです。
↑すべての手順を動画にしてあります。是非~
バックパネル取外し編の作業を経て、写真の状態になったZenfone5Z。
赤で囲った2か所のコネクタを外します。
指紋センサ―の配線コネクタ同様、少し持ち上げる感じにすると簡単に外れます。
黒い太い配線は、バッテリーの取外し/取付の邪魔にならないよう、矢印の方向に避けておきます。
バッテリーの取外しです。
バックパネル取外しに続く、この作業の第二の難関です。}
バッテリーは、裏面にある両面テープ(赤囲い部分)2か所で本体に貼り付けられています。
これをイメージしつつ、取外しに挑みます。
バッテリーを固定している両面テープの片方は、赤で囲った部分を矢印方向に引っ張り抜く事で除去できるとの事。
意を決して引き抜こうと、黒いテープ部分を持ったところ…
パリッという感触と共に、バッテリーが浮いてきました。
両面テープが強力に貼り付いているとの事前情報で尻込みしていましたが、非常にラッキー?です。
簡単にバッテリーを外す事が出来ました。
バッテリー固定用の両面テープ(赤囲い部分2か所)は無傷で残りましたので、今回はこのまま再利用する事としました。
交換が必要であれば、こんなのが良いかと思います。
新(左:互換品) 旧(右:純正品)のバッテリー比較です。
大きさはもちろん同じ感じ、厚さもほぼ同じ。
コネクタ部分も、小さくて見えないけど…同じように見えます。
今回使ったのは、ROWA JAPAN製の互換バッテリーで、
設計容量が 純正品:3300mAh に対し
互換品は:3100mAh と少し少ないです。
ただ、お値段なんと¥1738円(税送料込)と超お得なお値段です。
バッテリーの裏面はこんな感じ。
新(左:互換品) 旧(右:純正品)
互換品は、あらかじめ固定用の両面テープが貼られている親切設計。
今回は、固定用両面テープは再利用できるので、厚さを抑える意味でこの両面テープは剥がして使用しました。
新しいバッテリーを取付します。
バッテリーは、固定位置に入れ込む前に端子を先に接続します。
赤で書いたのでお分かりかとは思いますが、ココ重要です。
先に固定位置にバッテリーを固定してしまうと、配線コネクタを接続するのが超難しく…
場合によっては、繋ぐことが出来ない場合もありそうです。
また、互換品を使ったからだとは思いますが、やはり配線コネクタのハマり方が
純正品と比べると「カチッ」と決まりません。
なんかこう…「グニッ」って感じで、コレで本当にいいの?と思うような感触でした。
予算が許すのなら、少々高くても純正品を使った方が良さそうです。
コネクタのハメ方は、上に置いたら押し込むだけで簡単です。位置合わせが難しいですが。
コネクタが確実に繋がったら、バッテリーを固定位置に入れ込み両面テープで固定します。
黒い太いケーブルのコネクタも、元通りに接続します。
バックパネルはまだまだ 後で閉めるのですが、この時点でバックパネル固定用の両面テープを貼ってしまいましょう。
…ワタクシ、両面テープを後で手配したので、指紋センサ―を繋いだ状態で両面テープを貼り付けるハメになり、かなり作業がやりにくくて苦労しました。
両面テープにも色んな種類があり、迷いに迷って選んだテープはコチラ。
3M製の、2㎜幅の超強力両面テープで、厚さは0.17㎜の物、お値段¥1400円です。
両面テープを貼り付けしていきます。
本体側に真っすぐ貼付け。
真っすぐ貼りたいけど、あまり引っ張り過ぎないように…
バックパネルがハマる部分は、外枠が一段高くなっているので簡単に分かりました。
また、厚さが0.17㎜では薄過ぎるかと思いましたが、特に問題無いように感じます。
はみ出すように貼り付けして、余分なところはデザインナイフで切り落としました。
この両面テープ、長さは55メートルと超超余りますが…まぁ仕方ないですね。
この貼り方でテープを貼ると、角の部分でつなぎ目が出来ます。
ココから水分やホコリが入りそうなので、一応内側に両面テープを貼り増ししておきました。
効果があるかどうかは不明ですし、純正品のような密閉が作り出せるとは思えませんが…
両面テープが全て貼り終えたら…写真では貼られていませんが…
指紋センサ―の配線コネクタも繋ぎ直しておきます。
バッテリーコネクタ、黒い太いコネクタ、指紋センサ―のコネクタ、3つ全てが確実に繋がっている事を確認してから、黒いパネルをネジ止めして戻します。
ネジは、「締め過ぎに注意」です。
バックパネルを閉める前…確認中。
この時点で、一度電源を入れてみて きちんと動作するか確認した方が良いでしょう。
分かりにくいですが、両面テープの剥離紙を剥がしたところ。
両面テープ自体は透明です。
一度、バックパネルを閉じると再度開けるのは大変なので、間違いの無いように。
バックパネルを閉じる時は、カメラ付近から行いました。
ズレると入らなくなりそうなので…
バックパネルは手でシッカリ圧着しておきました。
場合によっては、専用のクランプで圧着し、24時間放置する方も居るようです。
専用クランプじゃなく、洗濯バサミで挟んで置くとかでも良い気がしますが…
ワタクシは、ギューギュー圧着した後はいつものTPUカバーに入れて普通に使っていますが自己責任で。
バッテリー交換後にしばらく使ってみました。
AccuBatteryアプリによる、容量や健康度の結果です。
古いバッテリーも取り外す前にしばらく使ってみた結果です。
交換作業前の劣化したバッテリー
設計容量:3300mAh
推定容量:2030mAh
バッテリー状態:62%
交換作業後の新品互換バッテリー
設計容量:3100mAh
推定容量:2324mAh
バッテリー状態:75%
…新しいバッテリーの容量が、設計容量より少ないですね…
互換品だから仕方ないかな?
しかし、バッテリー状態のパーセンテージからは想像もつかないほど、バッテリーの持ちは良くなりました。
古いバッテリーでは、半日も持たない状態になっていましたが…
新しいバッテリーでは使い方にもよりますが、2日間充電なしでも大丈夫な日があります。
「充電しなければいけない」というストレスから解放された上に、スマホへの愛着が増しました。
作業的にはそれほど難しくないですし、60分~90分位で終わります。
自己責任で、是非やってみてください。
前編はこちらZenFone5Z バッテリーDIY交換~バックパネル取外し編~
こちらは純正バッテリーです。
互換品よりこっちの方が良かったですね…
|
1回のチャージ金額 | 通常会員 | プライム会員 |
90,000円~ | 2.0% | 2.5% |
40,000円~ | 1.5% | 2.0% |
20,000円~ | 1.0% | 1.5% |
5,000円~ | 0.5% | 1.0% |
コメント
はじめまして。
こちらの記事と「~バックパネル取外し編~」を参考にして交換作業を試みたところ、Zenfone5Zのバッテリーの交換が一人でできましたので報告です!
その後1日触ってみたところ、バッテリー充電や基本動作等、特に変わりはありませんでした!
参考写真がたくさんあり、とても分かりやすかったです!ありがとうございました!
参考までに、購入したバッテリーの型番は「C11P1708」です。
実際に交換できるとzenfone5zへの愛着が増しますよね。
バッテリーの型番を明記して頂きありがとうございます。
互換バッテリーも、純正と”思われる”バッテリーも多く発売されておりココの選択に迷います。
上手く出来たよ報告ありがとうございます!