【C27セレナ】助手席パワーウィンドウスイッチLED打ち換え

助手席ウィンドウスイッチをLED付きのモノに交換しましたが、
発光色が純正のスイッチ類と同じアンバー（オレンジ）でした。
やっぱり白がイイかな、という事で、早速LEDの交換を行います。
手順はすべて動画の後半にあります。

交換したLED照明付きパワーウィンドウスイッチ。
発光色が純正の他のスイッチ類と同じアンバー（オレンジ）でした。

ワタクシの車内のスイッチ照明は、ほぼ白に打ち換えしてありますので…
ここだけアンバーだと目立つこと。。。
早速ホワイトに打ち換えします。

LED付きのスイッチを分解していきます。
赤で囲ったところのツメで固定されています。

スイッチなどの分解では大活躍な、つまようじを使おうと思ったのですが…
隙間が狭すぎてつまようじすら入らず。
仕方ないので、手の爪で隙間を広げてツメを外しました。
写真は片側のツメが浮いたところ。
この状態を保ったまま、反対側のツメも同じように外しました。

2カ所のツメが外れたら、コネクタ部分を持って引き抜けば簡単に分解出来ました。

…LED…チップLEDが基板の表面に付いているもんだと思ってましたが…
まさかの砲弾型3㎜LEDでした。

砲弾型以上に驚いたのは、基板上に実装と言うよりも
空中配線と言うべきこの足の長さ。
そして、この湾曲状態で光の照射方向を調整しているところ。
さすがの大陸産クオリティ。まぁ安いから…

LEDを外す前に、良く確認しておきます。
LEDの極性を確認する必要がありますが、基板に記載がありました。
赤丸の方がプラス、青丸がマイナスですね。

交換するLEDを外します。
ハンダを外す場合も、必ず新しいハンダを追加（追いハンダ）してから作業する方が格段に簡単に済みます。
基板を壊す可能性が減りますので、必ず追いハンダします。
2本のLEDの足のハンダを同時に溶かして外せるかと思いましたが、意外に難しかったので…

そんな時は、LEDの足を基板から遠い所でチョン切ります。
こうすると、片足ずつハンダを溶かす事が出来て簡単に外す事ができます。

片足ずつ…
ニッパーや、ピンセットなどでつまんで軽く引っ張りながら、ハンダを溶かします。
簡単にスルリと足が抜けてきます。

LEDの足が抜けたところ。
基板の穴はハンダで埋まった状態です。
これでは新しいLEDが差し込めないので、ハンダを除去します。

こんな時も、必ず新しいハンダを追加しておきます。
ホント、格段に作業性が上がりますのでおススメと言うか必須です。

ハンダ吸い取り器、通称スッポンを使い、溶かしたハンダを吸い取って除去しました。
コレが大きすぎず、小さすぎず、一番使い易いと思います。

基板の穴から、ハンダを除去できました。
一度で上手く除去できないときもありますが、その場合は追いハンダからやり直します。

新しいLEDを準備しました。
砲弾型3㎜白LEDです。

足の長さを、元のLEDに合わせて切りました。
極性が分からなくならないように、マイナス側を黒く塗っておきました。
ちなみに、LEDは足の長い方がプラス（＋）です。

なんとなく、元のLEDと同じような形に足を曲げておきました。

新しいLEDを基板に差し込みます。
この時、できれば長く露出しているLEDの足に、絶縁被覆を通しておく方が良いでしょう。

LEDをハンダ付けしました。
愛用のハンダゴテは相変わらずこれです。
あまり頻繁にハンダしない方は、スッポン付きの安いセットで十分と思います。

ハンダ付けしてから、LEDの向きを微調整。
…我ながら…
そのLEDの足には絶縁チューブ必要でしょう、と今見ても思いますけどね…
何らかの原因でショートすると、クルマのヒューズが飛ぶ事態になります。。。

LEDの向きは、こうやって照らされる操作スイッチを並べて確認しました。
この向きで良さそうです。

分解したスイッチを組み立てます。
引き抜いた所を元通りにカチッと差し込むだけですが、一つだけ注意があります。
操作するスイッチの向きを、中立の位置にしたままで差し込む必要があります。

カチッとハマったら、スイッチを操作してみて上下の感触が正常か確認しておきます。

クルマに戻します。
アンバー（オレンジ）だった照明色が、真っ白に変わりました！
作業的にはそれほど難しくなく、やり方が分かっていて必要なものが揃っていれば30分くらいで出来そうです。
参考にされる方は自己責任で！
スイッチ自体も安いのでおススメです。