¥12,999円激安 10インチAndroidナビを試す

セレナ(C27)

fireタブレットにGPSアンテナを外付けで接続し、 カーナビとして使ってきましたが…

・タブレットだけでは車のスピーカーから音が出せない…
・バックカメラの映像を画面に映せない
・クルマへの設置が意外と面倒

などの不便な点も多くあり、次期カーナビも検討しておりました。
そんな中で購入して「しまった」激安10インチAndroidナビの事を書いてみます。



動画にもしてありますので、是非ご参照ください。


 


注文翌日、GW中であるにもかかわらず無事に着弾。
早速、中身を確認して取付準備を行います。


 


ちなみに、現状で使用しているC27セレナのナビの状態です。
fireHD8 PLUSを、QI充電しながらGPSアンテナを外付けで利用中。
タブレットスタンドを使わざるを得ず、こんな設置状況。

なんだか雑然としており、嫁からの評判もよろしくない。
そして…直射日光が当たるので、「高温のため本体を冷やしてください」表示が出ています。
まだ5月初旬でこの状態ですから、夏場の対策が思いやられます。


 


箱の中身はこんなのでした。
¥12,999円にしては、ケーブルや付属品が多くて充実しているように見えます。

【商品名】
Android 8.0 2 dinアンドロイドカーラジオgpsナビゲーション10″
ユニバーサルカーステレオオーディオ wifi usb 2G+16G

1.Androidカーナビ本体(10インチ)
2.取付金具×2個
3.取付金具用ネジ×4個
4.バックカメラ(LED照明付き)(約50センチ)
5.バックカメラ固定用タッピングネジ×3個
6.バックカメラ用電源ケーブル(約90センチ)
7.バックカメラ接続用ケーブル(約14センチ)
8.バックカメラ延長用ケーブル(約580センチ、電源配線入り)
9.映像・音声入力/出力用ケーブル(約14センチ)
10.電源・スピーカ等車両接続用ケーブル(約18センチ)
11.GPSアンテナ(約165センチ)
12.USBケーブル1(約70センチ)
13.USBケーブル2(約70センチ)
14.ナビ説明書(簡易・英語)
15.バックカメラ説明書(簡易・英語)


 


本体の裏面はこんな感じです。
ラジオアンテナ、GPSアンテナを含むコネクタが多く並んでいます。


 


接続の説明書は付属していませんでしたが、
拾い画像に良いものがあったので載せておきます。


 


コレが一般的にクルマに繋ぐ電源・信号線・スピーカの配線ですね。
配線の内容は、以下の通り。
間違いがあっても責任取れないので、自己責任で~

:yellow:常時電源(BATT=BATTERY+12V)
黒■:black :アース(GND=GROUND)
:red  :アクセサリ(ACC=ACCESSORIES)
:pink :バック(BACK)
:orange:イルミ(ILL=ILLUMINATION)
:blue :アンテナ電源(ANT=ANTENNA)
:orange:ステアリングスイッチ1(KEY=STEERING SWITCH1)
:brown :ステアリングスイッチ2(KEY2=STEERING SWITCH2)

灰   :gray    :右フロントスピーカ+(RF_SP+=RIGHT FRONT SPEAKER+)
灰/黒■:gray/black :右フロントスピーカー(RF_SPー=RIGHT FRONT SPEAKERー)
白   □:white    :左フロントスピーカ+(LF_SP+=LEFT FRONT SPEAKER+)
白/黒□■:white/black :左フロントスピーカー(LF_SPー=LEFT FRONT SPEAKERー)
紫   :purple   :右リアスピーカ+(RR_SP+=RIGHT REAR SPEAKER+)
紫/黒:purple/black:右リアスピーカー(RR_SPー=RIGHT REAR SPEAKERー)
緑   :green    :左リアスピーカ+(LR_SP+=LEFT REAR SPEAKER+)
緑/黒:green/black :左リアスピーカー(LR_SPー=LEFT REAR SPEAKERー)


 


映像・音声の入力/出力ケーブルはこんな感じ。
HDMIじゃないのが残念ですが、入力だけでなく出力もあるので
いろいろと拡張が出来そうです。

RCAコネクタの映像/音声入力…1系統
RCAコネクタの映像/音声出力…1系統
サブウーファー用出力…1系統
アンプコントロール配線…1本


 


配線を繋いでみると、こんな感じになりました。
本体が薄いので、ナビ用のスペースには配線収納スペースは多くありそうです。
困ることは無いでしょう。


 


取付金具が付属のネジで取付出来ない、などと言った困った商品レビューを見ていたので
ある程度は覚悟していたのですが…
届いた商品は特に問題なく添付のネジで金具を取付する事ができました。


 


左右の金具を取付するとこんな感じになりました。
赤く囲った部分が、一般的なナビの大きさ(2DINサイズ=約7インチ)と思います。
10インチで大きくなった部分は当然ですがハミ出すことになります。

普通は、クルマのオーディオ/ナビパネルを外し、金具に固定したナビを取付。
後からパネルを戻す事になりますが…
2DINサイズの大きさの穴しか開いていないパネルですので戻す事が出来ないですよね。
取付金具をどうやって固定するのかは工夫が必要になりそうです。

…一番簡単に固定するには、パネルを先に戻し、パネルの2DINサイズの穴から配線を接続。
10インチの画面の裏側に、両面テープ(またはマジックテープ)を貼り付けてパネルに貼り付け固定ですかね。


 


映像/音声の入力/出力ケーブル、バックカメラまで仮に繋いでみました。
思ったほどモシャモシャではないし、いいですね。


 


電源や車両信号、スピーカ用の配線には、ギボシ端子を取付しました。
ギボシを取付したら、あとは車のメーカー別の変換コネクタを付ければ簡単に取付可能です。
ギボシ端子の使い方はこちら


 


ナビのシステムを確認すると、こんなでした。
商品レビューを見ると、メモリ2GB、ストレージ32GBのものが届いた方も居たようです。
少し期待したのに…ちょっと残念でした。
AndroidのバージョンはAndroid10のようです。
画面の解像度は1024×600ピクセル。
イマドキとしては低画質ですが、まぁいいでしょう。


 


本体のバージョンアップがあったので、アップデートしてみましたが…
何が変わったかわからず…

CPUに何が使われているのかもチェックしていません。
CPU-Zをインストールすれば素性が明らかになりそうです。


 


モデル名は、
ZXDZ_01
と言うようです。


 


初期設定として実施した事
・時計が中国標準時になっているので、日本標準時に設定する。
・ラジオの受信設定も中国になっているので、日本に設定する。
 (特に難しくなく、普通に設定から可能・ワイドエフエムには非対応)
・日本語キーボードに対応していなかったので、PLAYストアからGboardをインストール
 日本語キーボードの設定を行った。
・ファイル操作用に、File Commanderインストール


 

・GPS信号の確認のため、GPS STATUS&Toolboxインストール
・Yahoo!カーナビをインストールしたかったが、PLAYストアに出てこない。
 また、ほかの端末で保存したAPKファイルを入れても動かず。
 ダウンロードしてインストールを試みるもうまくいかなかった。
 結局Yahoo!カーナビは動作確認できず。


 


WiFi設定後、googleマップによるナビゲーションを確認。
最初からインストールされているマップアプリは古いようで、
上記の画像のように一部の表示が英語表記となっており分かりにくかったです
アプリをPLAYストアから「更新」することで英語表記は解消しました。

しかし、WiFiを室内の通常のものに接続して試しましたがかなりモッサリとした動き。
何度か立ち上げをして試すと、徐々に速度も上がりましたが…
やはり動きは遅かったです。
普段使用しているスマホと同等の速度までは求めませんが、
クルマで簡単に検索して目的地を設定するには少々力不足と思います。

Youtubeも試してみましたが、360P程度の画質なら何とか見られるかな…
動画で実際の動きを検証していますのでご参照ください。


 


Androidナビで道案内を使いながら、音楽を流したいと言う当初の計画通り、
fireタブレットからBluetooth接続で音楽をワイヤレスで飛ばす設定をしました。
ところが…Bluetooth接続が不安定な感じです。

設定をキチンと実施しても、繋がらない時がある。


 


設定が間違えていないか何度も確認しましたが、問題ないようです。


 


また、Bluetooth接続されていて音楽が流れているにも関わらず、
設定画面を確認すると上記のように「接続されていません」って表示されていたりするんです。
ん~、電源を入れたままでもこんな感じなので、
エンジンOFF/ONした後などの動きが不安で仕方が無いです。


 


一つ想定外?だったのは、GPSアンテナの受信感度です。
「思ったよりも」良い感じです。
屋内の窓際でも上記のように誤差は大きく出ていますが、受信は可能で現在位置表示が出来ました。

USBケーブルは2本とも、2GBや4GBの比較的小さな容量のUSBメモリが読める事を確認できました。
64GBのマイクロSDカードカードリーダを接続したところ、うまく機能しませんでした。


 


バックカメラは、電源配線の「バック」に電圧(12V)がかかるとバックカメラの入力画像に切り替わります。
バックカメラの電源配線も、クルマのバック信号線に接続すれば、カメラの電源が入ると同時にナビの画面も切り替わります。
カメラの周りにある白色LED8個も同時に点灯し、キチンとカメラ映像も確認できました。
ただし、バック連動でLEDが点灯すると日本の保安基準に適合しないそうです。
車検ではNGになるようです。


 


クルマに付ける前に気になっていたこと、その消費電力です。
特にアプリを立ち上げない、ただの起動状態で約1.67Aでした。
思ったよりは少ない消費電力と思います。

起動状態を長時間経て、ディスプレイ裏側の放熱用ヒートシンク付近に触ると、
熱いまで行かないまでも結構な熱を帯びていました。
このヒートシンク部分は通常、ナビの格納部分に収納された密閉に近い状態となる訳で、
ファンなどを備えていないこの端末がどこまで熱暴走せずに耐えられるのかは未知数です。
夏場に熱暴走したら、fireタブレットから交換した意味がなくなってしまいます。


 


もう一つ気になっていたのが、エンジンOFFの時の「待機電力」(暗電流)です。
これが大き過ぎるとバッテリー上がりの原因にもなりますのでチェックしてみました。
測定の結果、約13mA。
大き過ぎるとも思いませんが、超少ないとも思いません。
許容範囲内と言ったところでしょうか。


 


検証を続けるうちに気付いた事、それは…画面左側に表示される「戻る」ボタンが押せない。
ここの戻るってボタンじゃなかったっけ?機能しないんだっけ?と思いつつ納得いかないので…


 


タッチスクリーンテストというアプリをインストールして確認してみました。
結果は上の写真の通りです。
画面左側の縦一列、10㎜くらいの範囲がタッチパネルが無効になっています。
その部分に表示されるボタンは当然ながら押せません。


 


USBケーブルの先に、普通のマウスを繋いでカーソルを表示させてみると…
タッチパネルが無反応な部分に表示されているボタンも押すことができました。
…タッチパネル側の問題ですね。

この無反応エリアの左側には、電源ボタン、ホームボタン、戻るボタン、
音量上げ/下げボタンが縦に並んでいます。
まさかとは思うけど、これらのボタンを機能させるために無反応エリアを意図的に作ったのでは…
と疑ってしまいます。
ただの単体不良であればよいのですが…

そんな訳で、とりあえずクルマに付ける事は見送りました。。。


 

ちなみに、商品レビューでたびたび言及されている、タイヤの空気圧センサーは
センサー(タイヤに付ける4つのセンサー)部品は付属されていません。
アプリも全くインストールされておらず、完全に別の商品を購入して
「インストール、接続設定すれば使えますよ」と言う紹介に過ぎません。
よく読めば書いてあるものの、紛らわしい事この上ありませんね。。。さすが中華。

次期ナビ選びは引き続き検討していきます。
↓いまから購入するなら、この辺ですかね…1.4万円くらいで買えます。


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