コペンのオイル交換をDIYでやってみました。 過去にもDIYで交換していますが…2016年…6年ぶりです。 6年前の作業詳細はここに↓ https://minkara.carview.co.jp/userid/177799/car/69039/3628320/note.aspx
参考にされる方は、くれぐれもケガなど無いように自己責任でお願いします。
ダイジェスト動画はこちら↑ 1分にまとめると、こんな感じですよね!
必要なモノが揃っていることを確認し、天候の良い日に作業されることをおススメします。
エンジンルームの、青丸の所にオイルレベルゲージ(エンジン内部のオイル量を確認する棒)があります。
オイルフィラーキャップ(エンジンオイルの注入口)は、エンジンカバーの中にあります。
「OIL」と書かれたカバーの端を持ち上げる感じで外します。
パカッと開きます。
赤丸部分に、オイルフィラーキャップがありました。
キャップが緩むかどうかは、この時点で確認しておく方が良いでしょう。
キャップが緩まない=オイルを入れられないので、抜いてしまったら自走出来なくなります。
次に、今入っているオイルの量を確認します。
オイルレベルゲージを、上に真っ直ぐ引き抜いて…
一度ウェスなどで付着しているオイルを拭き取ります。
再度オイルレベルゲージを元に戻して、さらに引き抜きます。
その時にオイルレベルゲージのどこまでオイルが付いているかで判断します。
オイルレベルゲージの先端はこんな感じです。
下限/上限を示す2カ所に小さな穴が開いています。
その2か所の間にオイルの油面があれば良い事になります。
今回は、上限近くまでオイルが入っていました。
コペンをカースロープに載せました。
カースロープ、小学生による自作方法はこちら
作業中にクルマが動くと、下敷きになるか轢かれるかなので…
カーストッパーを後輪の前後に置いて対策しました。
パーキングブレーキをかけるのも、もちろん忘れずに!
コペンのオイルを抜くためのボルト、オイルドレンボルトはココにあります。
クルマのフロント側から、手が届く場所にあります。
セレナに比べても作業しやすい…かな?
セレナのオイル交換詳細記事はこちら
ドレンボルトの位置が確認できたのでその下に、廃油処理箱を置きました。
この時はコペン→セレナで2台のオイル交換を実施したので6.5Lの大きな処理箱を使いましたが、
コペンだけなら2.5L~4.5Lのもので十分足りるでしょう。
オイルを抜く前に、オイルフィラーキャップを外しました。
素手で回せましたが、固く締まっている事もあるようです。
固かったら工具で回しますが、割ってしまわないように注意です。
ドレンボルトを外す前に、ドレンパン(エンジンオイルが溜まる場所)を触ってみます。
走行直後などでここが熱々の場合、内部のオイルも高温になっています。
オイルを抜くときに、どうしてもオイルに触れる可能性が高く、ヤケドしないように注意します。
オイルを抜く前に少しエンジンをかけてオイルを温めた方が抜け良いようですが、
その「少し」が難しい気がするのであまり気にしていません。
オイルを抜きます。
ドレンボルトを、14ミリのスパナで緩めてみます。
固く締まっているかな…と思いましたが、500円のスパナセットで緩みました。
固い場合は、柄の長いスパナを使うか、小生なら自己責任でトルクレンチを使っちゃいます。
※くれぐれも、ドレンボルトを間違えて別のオイルを抜かないように!
本当にエンジンオイルのドレンボルトか良く確認してください!
最初だけ工具で緩んだら、あとは手で緩められました。
ボルトが外れそうになったら、ドレンパンの方に押し付ける感じにしておいて…
一気にボルトを持った手を引っ込める感じです。
どばーっとオイルが垂直に流れ出てきました。
廃油処理箱はドレンボルトの真下に置けば大丈夫です。
ちなみに…ドレンボルトを外した際に、
ボルトを廃油処理箱に落としてしまう事もあると思います。
こうなると、ボルトを探したいけどオイルも垂れてくる訳で…
どーにもならずに廃油の中に手を突っ込んで手探りで探すことに…
ドレンボルトは買っておいた方が良いですね。。。
数分でオイルがしたたる程度まで抜けました。
赤丸部分に、ドレンパッキンが貼り付いていました。
マイナスドライバーで軽くコジったら、ぺりっと外れました。
これが貼り付いたままで新しくパッキンを追加すると二重になっちゃうので注意です。
この時、一度オイルの残量を確認します。
・オイルがちゃんと抜けきったかの確認
・抜けたのがエンジンオイルで間違いない確認
が出来ます。
間違えて、マニュアルミッションオイルやATF(オートマチックトランスミッションフルード)を抜いてしまうと、積載車を呼ぶ騒ぎになります。。。
外れたドレンボルトとパッキン(右)
今回準備した新しいドレンボルト(ドレンプラグ)とパッキン(左)
ドレンボルトは毎回交換する必要は無いようですが、今回はボルトとパッキン両方を交換しました。
色も、形状も違って見えますが、これが適合です。
パッキンのみを交換する方法もあり、若干安価に済みます。
オイルはかなり時間を置いてもポタポタと垂れてきますが…キリが無いので適当に…
一応ドレンパンに付着したオイルを拭き取ってからドレンボルトを取付しました。
ボルトの取付時には、パッキンを落とさないように注意です。
手で適当に締めておいてから…
激安500円スパナセット(14ミリ)で軽く締めておいて…
トルクレンチを使い、規定トルクで締め付けしました。
とは言っても、規定トルクは24.5Nm(ニュートンメートル)だそうで。
トルクレンチに設定できる最小値が28.0Nmですので、この値にしました。
ホイールナットの締め付け(103~108Nm)と違い、軽い力でトルクレンチが「カチン」となります。
気づかずに締め過ぎないように注意しました。
オイルを注入していきます。
オイルジョッキにオイルを入れます。
だいたい2.5リットル前後入るはずですが、ジョッキに入れ過ぎると扱いにくいので少しずつ…
…ん?オイルフィルター交換?今回は…と言うか、今後も自分でやりません。
理由は、「ものすごく作業しにくい深い場所に付いている」から。
・オイルフィルターにたどり着けても、フィルターレンチで外して…レンチから外れなくなる
・レンチから外れないとフィルターを取付場所から取り出せない
・どうにもならなくても、オイルを抜いたら自走不能
・諭吉さんが旅立つ…
上記により、小生は自分で出来る自信が無いのでやらないです。
オイルを注入するために、ロートを置いたのですが…
安定しないので…
エンジンカバーを外しました。
赤丸の所にある10ミリのボルト2本を外し、奥側を上に引っ張れば外れます。
それでもあまり安定していませんが…
ゆっくりオイルを入れました。
オイルをこぼすと大変な事になるようですので、絶対こぼさないように!
ロートはいまいち使いにくいので…エーモン製とかの方が良いかもしれません。
注入するオイル量は、2リットル前後のようですが、量でも重さでも管理出来ないようです。
オイルレベルゲージを何度も、しつこく確認しながら、ゆっくり入れていきます。
…先に言ってしまうと、それでも入れ過ぎましたよ( 一一)
オイルを注入してから、オイルパンに集まるまでに少々時間がかかるし…
欲張って上限近くまで入れようとするとこうなります。。。
下限と上限の間にあれば良いと思います。
入れ過ぎたオイルを抜いて、やっと適正値になった写真が↑です。
※2023.9.9 DIYオイル交換 3回目実施。@54506km
フィルター交換なしの場合、入れるオイル量は2.0L程度で良さそう。
丁度オイルゲージのL~Hの中間点位になる。
この量で済むと、4L缶で2回交換できてしまう!
エコ!オサイフにも優しい!
使ったオイル:MOLY GREEN SELECTION 5W-30
税込\2290円/4L 購入先 トライアル 実店舗
・オイルフィラーキャップを締めて
・オイルレベルゲージを戻す
・エンジンカバーを取付して
・エンジンをかけてみて異常・異音が無く、オイル警告灯は消灯
・ドレンボルトからオイルの漏れが無い事を確認
特にオイル漏れは 作業後何日か良く完了です。
やっぱり、撮影込みで作業には2時間近くかかっていますが…
交換作業だけなら、30分くらいですよね普通(*´ω`)
いつものお願いですが、参考にされる方はすべて自己責任で
ケガなど無いように注意してやってみてください。
【今回使ったモノリスト】
・カースロープ 約4000円…自作方法はこちら
・タイヤストッパー (安全対策!)
・ウェス (使い捨て)
・スパナセット 激安500円/6サイズですが、もう少し長い方がイイかも
・トルクレンチ タイヤ交換にも超便利
・廃油処理箱 (2.5リットル程度)
・ドレンボルト (ドレンプラグ B12)
・オイルパッキン (DP12)パッキンのみ交換の場合
・ロート (リンク先はエーモン製にしました)
・オイルジョッキ (4リットル)
・オイル(5W-30) (4リットル)カストロールGTX(約2800円)
1回のチャージ金額 | 通常会員 | プライム会員 |
90,000円~ | 2.0% | 2.5% |
40,000円~ | 1.5% | 2.0% |
20,000円~ | 1.0% | 1.5% |
5,000円~ | 0.5% | 1.0% |
コメント