【C27】セレナのハーフバックドアを車内から開ける~準備編~

セレナ(C27)


車中泊の時などに、少々不便だった事。
ハーフバックドアを車内から簡単に開ける事が出来ない。

窓が曇ってきたときや、暑いときにちょっと開けたい…
そんな時に、わざわざ靴を履いてスライドドアから車を降り、車両後方に回って…
せっかく、電動制御なのですから…スイッチを増やしてみます。



スイッチはこんなのを使いました↓
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=4ALY-L5M3
1個179円ですが、送料入れて、予備も買ったら1500円くらい(;’∀’)

内装に穴を開けずに済む、薄型スイッチを使って貼り付けしようと言う魂胆。
押したときのクリック感や、大きさ、薄さは手ごろで良いですが、色が選べない(赤または青)のが玉に瑕。

フツーのタクトスイッチを流用していますので、電流値はおそらくオーバーしているでしょう。
参考にされる方はすべて自己責任で使ってください。



普通は蛇の目基板の穴に差し込んで使う事を想定されているスイッチの足を、こんな風に曲げてしまいます。
そこへ、0.5sqの配線をはんだ付け。
端子の間に、両面テープを貼って…
スイッチの形に丸く切っておきます。



はんだ付けした端子に高さがあるので、
さらに両面テープを重ね貼りして、周囲を切っておきます。



1メートル弱の配線を付けたスイッチを2つ準備し、いつものタグを付けました。



スイッチは2個付けます。
スイッチの接続方法により、車内2か所からバックドアを開けたい場合は上記の通りスイッチを並列に接続します。

これにより、スイッチ1、スイッチ2どちらを押しても、バックドアを開ける事が出来ます。



我が家で採用するのはこちら。
スイッチを直列に接続することにより、スイッチ1+スイッチ2両方を同時に押したときだけバックドアが開きます。

なぜそんな事をするか?
子どもが触ると怖いからです。
また、荷物が意図せず触れて、スイッチを押してしまった際などの備えにもなると考えました。



スイッチの仕込みが終わったので、クルマ側の準備です。
ハーフバックドアを開けます。
取っ手の部分を外します。



取っ手のこの部分を内張はがしなどで開きます。
パカッと簡単に開きます。



中に、10㎜のボルトがありますので、ラチェットなどで外します。



ボルトは特に固くなく、簡単に外れましたが想定以上に長いボルトが使われていました。
写真は助手席側の取っ手ですが、運転席側も同様に外します。



取っ手を外したら、内装を外していきます。
外れるのは、赤で囲った部分だけです。
バックドアと垂直方向に、室内側に引っ張れば外れます。



こんな感じで手をかけて…
バックドアを開けた状態では、下方向に引っ張ります。



運転席側もこんな感じで…
下に引っ張る感じになりますね。



左右が浮いたら、真ん中もこんな風に引っ張ります。



内装が外れる寸前の状態です。
同様に、バックドアが開いた状態で、下に引っ張ります。
それほど重い内装ではありませんが、ある程度外すと自重で落ちてきますので落として傷だらけにならないよう注意です。



外れた内装の内側には、7本のクリップ(赤丸部分)
マジックテープの固いの(緑四角部分)
位置決めピン2か所(黄色四角部分)がありました。
クリップ位置を意識しながら外せば、より簡単かと思います。



内装が外れたハーフバックドア内部です。
7本のクリップ(赤丸部分)
マジックテープの固いの(緑四角部分)
位置決めピン2か所(黄色四角部分)の場所です。

クリップが先に外れて、最後にマジックテープが残る感じになると思います。
マジックテープと言えども、意外に固くて外れにくいです。
グイっとバリっと外しました。


【C27】セレナのハーフバックドアを車内から開ける~スイッチ取付編~に続く


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