【小さなソーラーパネルでホントに充電なんかできるの?】バッテリー上がり頻発のコペンでソーラーパネル充電を試してみた

コペン


↑今回も動画作業は全て動画にまとめてあります。
 チャンネル登録もよろしくお願いします。

 

 

 


何度も何度もバッテリー上がりを経験。
原因は…なかなか乗れないから。
年間走行距離で1000kmに満たない…
月に1~2回しか乗らない。

そりゃバッテリーも上がりますよね。
充電器で補充充電しつつ乗っていましたが、正直超メンドクサイ。
クルマに乗る前に、バッテリー上がってないかな?
エンジンかかるかな、と気にするのもメンドクサイ。
エンジンかかっても、出先でも大丈夫かな、と考えるのも精神衛生上ヨクナイ。

そんな時に見つけた、ソーラーパネル充電器。
しかもOBD2コネクタに繋ぐだけ?ホントに充電できるの?
それが最初の感想でしたが、約4000円とお手軽価格、お試し購入しました。
↓入手先はメルカリです!


 


ソーラーパネルは、約25センチ×19センチ、厚さ2センチくらい。
ソーラーパネルとしては大きい気もします。
でも こんなので車のバッテリーを充電しようなんて甘いな…と思っています。


 


裏面。
電力出力用のケーブルが出ています。
おそらく、黒い箱の中に逆流防止回路(ダイオードかな)が入っています。


 


OBD2コネクタと、ソーラーパネルはDCプラグで接続。
スポッと差し込むだけで、接続も取り外しも簡単。


 


LED照明の室内で、一応パネルの出力電圧を測定。
マジ?この明るさで12V近く出ている。
意外と使えるのかも…と驚き。


 


OBD2コネクタのピンアサインを一応確認。
この通りでした。


 


パネルは車内のダッシュボード上に置くことになりますが、
しっかりしたアルミフレームの角が鋭利で…
一応、4隅にはスポンジが貼ってありましたが、傷になりそう…
どうしようか結構考えたのですが、、、


 


ソーラーパネルが入っていた箱を切り抜いて~


 


そこにパネルを入れただけw
ピッタリで傷防止になる、そしてコンパクトなケース完成~!


 


コペンに取付します。
コペンのOBD2コネクタは、運転席足元…左足の上辺りにあります。
赤で囲った辺り、黒いパネルの裏側です。


 


下から見ると、こんな感じ。
黒いコネクタがOBD2コネクタです。


 


ソーラーパネルのOBD2コネクタは、ケーブルが下に垂れ下がると
運転中に足に当たりそうなので、ケーブルが上向きになるように結束バンドで縛っておきました。


 


OBD2コネクタに差し込んだところ。
簡単には外れないと思うので、特に固定していません。


 


ちょっと引きで見るとこんな感じ。


 


ケーブルはブラブラしないように、〇のところでマウントベースを使い結束しておきました。


 


ソーラーパネル自体は、ダッシュボード上に置くだけ。
これでも良いと思いますが…


 


一応、太陽光の入射角に合うように、タオルを突っ込んで角度調整しています。


 


ソーラーパネル充電中で、こんな感じ。
運転中はもちろんコネクタから外して片づけますので、これで良いと思います。


 


外から見ると…
超!ソーラー充電中!をアピールしまくりですね。。。


 


ここからはどれくらい充電されているのかを測定してみます。
最初に、充電されていない状態、エンジン停止、駐車中にどれくらい電流が流れているのかを確認します。
一般的に、「暗電流」と呼ばれている消費電流の事です。
暗電流の測定結果は、「約21mA」
コペンのような古いクルマでは、少々多い電流値のような気がしますが…
まぁとりあえず確認としては良いかと思います。


 


2025年4月の曇り空の時は…


 


暗電流(バッテリーから車へ)とは逆方向、(ソーラーパネルからバッテリーへ)
約1mAの電流が流れていました。
暗電流分を相殺していますので、約22mA、ソーラーパネルが発電して電流を流しています。

これは結構驚きました。
こんな天気で日照も弱いのに、一応充電できている=バッテリーを消費していない。
当然、バッテリー上がりを防ぐ事が出来そうです。


 


晴れ時々曇りの日、太陽に雲がかかった状態では…


 


約8mA、充電電流が流れました。
暗電流相殺分と合わせて、約29mAの発電電流ですね。
素晴らしい。


 


同じ晴れ時々曇りの日、直射日光の時は…


 


181mAも流れていました。
暗電流分を含めると、200mA超の電流です。
これは予想以上にちゃんと補充充電できていますね!

日照の無い夜間は、当然充電できず放電一方となりますが、
昼間にこれだけ充電できるなら大丈夫な気がします。

充電器で充電後、2~3日でエンジンをかけるのが苦しそうだった、
劣化バッテリーに接続しましたが、ソーラーパネル接続後は
エンジンが簡単にかかるようになりました。

まだ使い始めて間もないのと、4月が使用開始なのでなんとも言えませんが
今後、どうなったかも追記して行こうと思います。
…バッテリーは新品に交換しちゃったけど、逆に過充電にならないかも心配で…
ChatGPTに聞いてみたら、過充電になる可能性は低いとの見解でした。


でも…実は部品を買い集めて、自作する方が安く済みます。

ソーラーパネル¥1350
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g114254/
DCケーブルコネクタ付 2m¥260
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g115799/
OBD2コネクタ¥305
https://amzn.to/4iIJqQq

送料入れても¥2500くらいで済んでしまいます。
逆流防止ダイオードはソーラーパネルに実装済みのようですので、繋げるだけです…
自己責任で簡単な工作を楽しむのも良いかと思います。


それでもバッテリーが上がってしまったら…
普段はモバイルバッテリーとして使用できる、ジャンプスターターがおすすめです。
いざというときは、クルマのエンジンをかけられる優れもの!


コメント

  1. オクムラ より:

    とても興味深く拝見致しました。
    ソーラーパネルは2022年版に更新されているようです。(リンク先は売り切れ状態です。)
    逆流防止ダイオードはソーラーパネルに付いているようですが、追加で必要なのでしょうか?

    • tacoma より:

      記事を良く見ていただき、ご指摘ありがとうございます。
      古いソーラーパネルのリンク、修正させていただきました。
      現在も同じ¥1350で購入可能です。送料が5~600円かかりますので、ついでに他の細かいパーツも忘れずにご購入ください。
      逆流防止ダイオードも、お知らせ頂いた通りソーラーパネルに実装済みのようです。
      ダイオードを2重に入れても問題は起きませんが、必ず電圧が下がりますので効率が悪くなります。
      追加のダイオードは不要と思います。

      充電ソーラーパネルを作成されたら、是非あちらでご紹介ください~!
      楽しみにしています。

タイトルとURLをコピーしました