2024年版 ダイソーUVライト常時点灯化 UV-LEDライト連続点灯化~レトロブライト~

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レトロブライトに挑戦!
その中で、漂白効果を促進させるためにUVライトを使いました。
手軽に入手したかったので、近所のダイソーにあった330円のライトを購入。
Micro USB TypeBのケーブルをつなぎ、スイッチを押すことで
1分又は2分の照射ができます。
…レトロブライトって、数時間~数十時間照射したい訳で…
到底時間が足りないんですね。


 


スイッチ操作しなくても、常時点灯させたい。
Youtubeやネットで検索すると、同じような事を考えている方々が多く…
常時点灯化させる改造記事が見つかりました。

しかし、2024年2月現在ダイソーで入手できる、
写真の形のUVライトの改造記事は見つからず。
常時点灯化させるまでの手順をご紹介します。
いつものお願いですが、参考にされる方は「全て自己責任でお願いします。」


 


まずは分解から。
ネジなどは見当たらないので…
USBコネクタとスイッチがある側ではなく…


 


反対側の側面の隙間に、カッターを差し込んで隙間を広げました。


 


隙間はすぐに戻ってしまうので、つまようじを挟んで広げてみました。


 


思ったより意外に固かったですが、最後はチカラワザでグイっと行ったら
バキッと、かなり嫌な音と共に外れました。


 


フタ?が外れた中身はこんな感じです。
赤囲いのところ、左右に2か所の大きめのツメでハマっていました。


 


左側、青丸のところがフタ側で、内側向きのツメ、
右側、緑丸のところが本体(ライト回路)側で、外側向きのツメでした。
フタを外すには、フタを左右それぞれで外側にズラしつつ隙間を広げると上手く行くはずです。
…まぁ、チカラワザでも良さそうですが。


 


UVライト内の回路はこんなのでした。
回路電圧がかかったり、ライトが点灯した時の動きを確認したところ、
赤四角のところにある、トランジスタ?部品で
LEDライトへの電源を入り切りしているようです。


 


拡大してみると、黒い3本足の部品が見えます。
赤四角の端子と、青四角の端子を繋いでしまえば、常時点灯に出来そうです。


 


単純に回路をバイパスしても良いのですが…
一応トランジスタ?部品を外す事にしました。
ハンダを除去する時も、先に新しいハンダを追加して…
ハンダ吸い取り線を使って部品を撤去。
部品は、取付は簡単でも取り外しは意外に難しかったりします。

外すのが難しければ、ニッパーなどで部品自体を破壊する方法もあります。
ただし、基板のパターンを壊さないように注意してください。


 


トランジスタ?の上と右下の端子をジャンパー線を使って繋ぎました。
ジャンパー線は無ければ抵抗やコンデンサの足の端材でもOKです。
ジャンパー線は長めにしておいてハンダ付けし、後で短くする方が簡単です。
ハンダごてや、吸い取り線はこんなセットが安く手に入ります。


 


拡大するとこんな感じです。
2か所のハンダ付けが終わってから、
黄色の線の辺りでジャンパー線をカットしました。


 


常時点灯化の作業は完了ですが、このままだと
元々の電源スイッチの操作が出来てしまいます。
LEDは常時点灯しているけど、内部回路的には1分又は2分のタイマーが動く状態…
何か気持ち悪いので…


 


一番簡単な対処方法を実施。
電源スイッチの、ボタン部分を外してしまいます。
こうする事で電源スイッチ操作が出来なくなり、タイマー回路が動くこともありません。

フタを閉じる前に、動作確認します。
USBケーブルをつなぐと、UVライトは連続(常時)点灯します。
USBケーブルを外せば消灯。分かりやすいし、簡単です。


 


フタを閉めますが…
本来1分~2分の点灯しか想定していないライトです。
連続点灯すると、LEDの発熱が多くなり、アツアツになるかもです。
フタに、放熱用に穴をあけました。
子どもに手伝って~と頼んだら、きょうだいで
取り合いする程楽しんで穴あけ加工してくれました。


 


3ミリのドリルで30か所も穴あけしてくれました。
放熱のための穴ですから…
仕上がりは気にしないし、希望通りの加工でした。


 


フタを閉じると、こんな感じ。
元から放熱穴があっても良い気もします。


 


USBケーブルをつなぐと、UVライトが常時点灯します。
想定通りの動きで、すでに20時間ほど連続点灯させてみましたが問題ありません。
気になっていた放熱ですが、これだけ穴あけ加工してあるにも関わらず熱を持ちます。
2月の室温で、触れない温度ではないですが、「温かい」以上「熱い」未満って感じ。
穴あけは必須と思えます。


 


ココからは、Youtube動画に盛り込まなかったレトロブライト挑戦についてご紹介。
レトロブライトとは何か?
古くなって黄ばんだプラスチック樹脂を白く漂白する手法です。
こんなに黄ばんだ…茶色に近いようなスーパーファミコンをレトロブライトしてみます。


 


ワイドハイターEXに漬け込むのが、ド定番のようですが費用がかかりそうで…
色んな方法の中でも安く済ませたかったので、こちらもダイソーで購入した
「酸素系漂白剤オキシウオッシュ(粉末)110円/120グラム」を
1/2袋(約60グラム)6リットルくらいのお湯に溶かして漬け込みます。
こっちの方が安いけど…こんなに要らないかな。


 


熱湯に近い温度のお湯に溶けた漂白剤粉末は、泡立ってスゴイ効きそう!
しかし、スーパーファミコンは浮いてしまうので…


 


ヨメ様にちゃんとお断りを入れたうえで、ガラス容器を重りとして借用。
漂白効果は、漂白剤の薬剤+紫外線で反応が促進するそうです。
ガラス容器でないと、紫外線が遮られてムラの原因になるようです。
容器にフタをした状態で1月下旬~2月中旬まで24日間、ベランダに放置。


 


時々様子を見ても、色の変化はほとんど感じられず。
もういいやーって感じで漂白液を捨てて水洗い。
なんと、Nintendo SUPER Famicomのロゴの入ったプレート部分は
最初の1週間程度は裏返しに沈んでおり紫外線に当たったいなかったようで…
この部分だけ茶色が目立つ状態でした。


 


このプレート部分とPOWERスイッチの周りだけさらにレトロブライトをしてみる事に。


 


今度は少量の漂白液をジップロックに入れて、室内で実施。


 


ダイソーで購入したUVライトを常時点灯化改造して、
こんな感じで20時間ほどUVライトを照射。


 


UVライトが周囲に漏れないように、そして反射した光が
効率よく漂白したいプレートに当たるように、アルミホイルで覆いました。


 


翌日、結構白くなったかな?って事で取り出して洗浄。
たった1日ですが、強制的にUVライトを当て続けた結果、
かなり黄ばみは減っています。
ただ、UVライトの当たり方にムラがあったためか、色ムラが出ました。


 


でもまぁ…元の状態と比べれば、かなりきれいになりましたね。
結果としては満足だけど、時間も手間もかかりますね。
参考にされる方は、全て自己責任で。

UVライトは、↓元から連続常時点灯できるものもあるんですね↓



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