【L880K】汎用シフトブーツ加工取付

コペン


シフトノブを交換するなら…
やっぱりシフトブーツも何とかしたい。
シフトブーツといえば…
十年以上前に、みん友さんに作っていただいた逸品に交換していましたが
さすがに経年劣化してしまい、取り外していました。


シフトブーツは車種専用のものを製作販売されている方もいますが…
とりあえず安く付けるのが今回の目的。
600円ほどのコレをチョイス。



アマゾンの評価を見てみると、賛否両論なんですが…
まぁ、お値段なりと思います。
こんな感じで、縫製が悪いのか、曲がっているのか、曲げてあるのかすら分からない所があり…



4か所ある赤のステッチも、なぜか1か所だけ端まで縫われていない。
これはどうも製品の仕様のようですが…
ここだけ違うので、これをドコに持っていくか悩みました。
まぁ、付けてしまえば見えないよねって事で助手席のエンジンルームの方に向けて設置することに。



レザー調なので、当然フェイクレザーなのですが…
裏面はこんな感じ。
意外に質感は悪くない?のかな?



厚みも、ほんとに革っぽい。
経年劣化は気になりますけど、お値段考えれば悪くないよね。



シフトパネルに取付して行きます。
最初、ここのパーツ自体を新品購入しようと思っていましたが、意外に高いのです。
9200円とmomoのシフトノブよりも高いし、シフトブーツが付属するのか否かも不明なので、断念。
パーツの裏面に、
ASSY
58840-97204
58848-97201
と刻印されています。
コレがどのパーツの物なのか、シフトブーツが含まれているかも分からないです。



裏面の様子。
赤で囲った所に四角いツメ。
赤丸の所は、ウチのコペンはツメが折れてしまって?無かったのですが、通常は6か所でしょうか。

緑丸の所は、シフトブーツを挟むパーツを取付した後で熱で溶かして潰して溶着するタイプのピンが4か所。

水色丸の所は、細長い棒上のピンが2か所ありました。

この部分に穴を開けて、シフトブーツを通し、挟み込むパーツで固定します。



ここで重要なお知らせ(笑)
純正のシフトブーツをお持ちの方は、それを参考に穴あけ位置を決めた方が良さそうです。
ワタクシの純正シフトブーツ、遠方に置いてきたため…無理でした。
誰か型紙をアップロードしてくれないかなー

取付します。
こんな感じで裏側からスポッとはめ込んで、シフトブーツとパネルの間に隙間やシワが出来ないように調整。
後で発覚しますが、この時の”角度”が重要です。
結果から言えば、もう少し向こう側、エンジンルーム側に倒しておくべきでした。

赤いステッチの位置も、パネルの角に持ってくるか、真ん中に持ってくるか迷った末に角に。



パネルにピッタリ、シワの無い状態のまま、裏側からピンやツメの場所に穴あけしました。
ピッタリのまま、なんて難しいな…
と思いましたが、考えた挙句に何も固定せず、なんとなーくでテキトーに
穴開けは、カッターでツメやピンの上をちょこっと切る感じです。



作業途中はこんな感じ。
丸いピンを通す穴は、カッターで数ミリ切込みを入れて、後はピンでグリグリ。
四角いツメの所は、カッターで穴を空けて、ハサミで広げています。



全ての穴開けが終わりました。
パネルを外すと、目立たないですね…
見るからに穴あけ位置が曲がっていますけど…
こんなもんでしょ( 一一)



パネルに合わせつつ、明らかに要らないところをカット。
縫製部分は、出来るだけ強度を出したい(切り落としたくない)ので、最初は残して…



裏面はこんな感じ。
やっぱり革っぽい。



パネルに取付して…



絶対余る所をカット。
やっぱり縫製部分が広がり気味になるので、出来るだけ残した方が良いでしょう。



挟み込むパネルも取付。
四角いツメがちゃんと残って機能していれば、これだけで保持できそうですが、我が家のはツメがほぼ折れていて機能せず。
保持できなそうなので…



本来なら熱で融着する、このピンの所にプラスチック専用ボンドを使って接着。
他のツメも接着しちゃおうかと思いましたが、あまりガッチリ取付すると外す事になった時に大変だなと、思いとどまりました。



クルマに取付します。
パネルを仮にハメてみて…
そう、今回はシフトノブも14年ぶりに交換しました。
シフトノブ交換記事はコチラ



シフトノブをしっかり取付したら…



がバッとシフトパネルごと、シフトブーツもめくり上げます。
シフトノブのすぐ下の所で、ブーツが落ちてこないように結束バンドで縛りました。



結束バンドだけでは、滑って落ちてきてしまいそうなので上からビニールテープを巻き巻き。
これで当分は大丈夫でしょう。



完成!
おぉ、なかなか上手く行ったね~と自画自賛したのですが…
大きな問題が



シフト操作をすると、1速、3速、5速に入れた時にシフトブーツが引っ張られて長さがギリギリ(/_;)
超ギリギリではないので、このまま使いますが、テキトーに位置決めした結果です。。。



ニュートラル状態だと、上下のブーツの余り具合も悪くないのですが…
緑で囲った所に、もう少し余裕があれば良かったです。

ブーツとパネルの間に隙間やシワを作らずにコレを実現させるためには、もう少しだけシフトブーツをエンジンルーム方向に倒して位置決めする、
又はシフトブーツ全体の長さを長くする必要があります。
汎用品を簡単加工して取付したので、まぁこんなもんで良しとしますかね…
妥協も必要ですが、この価格ならイチから作るより簡単で良いと思います。


 

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