ディーラーより6万円お得に!バッテリー2個 DIY交換【C26/C27セレナ】

セレナ(C26)


2年前、C27セレナ5年目のディーラーでの車検時に、
バッテリー交換の推奨がありましたが…

バッテリーの診断結果が手元にあるにも関わらず、見せてもらえず。
「交換した方が良いですね」の一言だけで全く信用できず(笑)

それから2年、無く問題なく使っていましたが、
8年目を目前に交換することに。
ディーラーでの見積額は約9万円!そんなに出せない…
自分で交換して約6万円の節約に成功しました♪

C26/C27セレナは同様の手順、バッテリーで交換可能です。
バッテリーの適合などは、必ずご自身でご確認頂き自己責任でー



↑読み上げ説明付きの動画はこちらからどうぞ。
 チャンネル登録もよろしくお願いします。


 


バッテリー交換を自分で行うにあたり、準備したのは…
メモリーキーパー約2000円
モバイルバッテリー家にあったやつ
ショート防止レンチ約600円
バッテリー(S95 と K42 の2個セット)約28500円
絶縁用ナシジテープ(矢崎製)家にあったやつ
かかった費用:約31000円!

上の写真は↑メモリーキーパーです。
通常はバッテリーを外すとクルマの
時計やナビ、オーディオなどのメモリーが消えてしまいますが、
メモリーキーパーを使うとこれを防ぐことができます。


 


メモリーキーバーは、USBコネクタをモバイルバッテリーに繋ぎ、
反対側のコネクタをクルマのODB2(オーデービーツー)コネクタに繋ぎます。
モバイルバッテリーに接続すると、赤いLEDが1つ点灯します。


 


クルマ側のODB2コネクタはココ。
セレナに限らず、運転席の足元付近にある事が多いです。
ここに、メモリーキーパーのコネクタを接続します。


 


メモリーキーパーのコネクタを、上向きに接続したところ。
ぶら下がる感じになりますが、これでOKです。


 


メモリーキーパーのLED表示は、LED2個点灯になります。
ちゃんとクルマに繋がったことを認識しています。


 


C27/C26セレナの場合、エンジンルーム内の
バッテリーにアクセスするためには
エアダクトを外す必要があります。
赤丸と青丸のクリップ(リベット)を外しました。
工具はコレがあると便利です。

また、外したクリップ(リベット)は割れてしまう事も多く、
予備があると便利です。
赤丸の方:プラスティリベット (日産車用)
青丸の方:プッシュリベット (日産車用)


この部分(エアダクト)の外し方詳細はこちら
外し方の動画(エアクリーナー交換)はこちら↓


 


C26/C27セレナ(ハイブリッド)には、バッテリーが2個搭載されています。
手前側の小さいのがサブバッテリー(K42
奥側の大きいのがメインバッテリー(S95)です。

バッテリーが2個あるって事は、交換時にそれだけ費用がかさむ訳ですが…
ディーラーでの交換費用は約9万円
オートバックスでは S95:39800円、K42:13800円
53600/交換工賃無料との事でした。
自分で交換するとオートバックスと比べても2万円以上お得です♪


 


それぞれのバッテリーは、この金具で固定されています。


 


金具は、それぞれ2個の10ミリナットで固定されています。
ナットを緩めて、金具を下方向に伸ばし、フックをクルマ側の穴から外します。
ナットは、外してしまうと金具が落下するので、外さずに緩めるだけにします。


 


金具が外れたところ。
金具の先は、「レ」の形状になっていて、穴に引っかかっているだけです。


 


バッテリー側から外向きについています。
↑の写真の逆を向いている感じです。


 


実際の作業(動画中)では思いっきり間違えてしまいましたが、
バッテリー端子の取り外し/取付には順番があります。
間違えると、バッテリーがショート(短絡)して
バッテリーだけでなく配線やクルマそのものを破損させる可能性があります。

①サブバッテリー マイナス端子
②メインバッテリーマイナス端子
③サブバッテリー プラス端子
④メインバッテリープラス端子
の順番で取り外し作業を行います。


 


ナットは同じく10ミリサイズ、サブバッテリーでは端子の向こう側に、
メインバッテリーでは端子の手前側に横を向いているもの(4か所の矢印)を緩めます。
上向きに付いているナットは違いますので間違えないように。


 


この作業のために購入したショート防止レンチです。
レンチの外側が全て樹脂で覆われており、ショート防止に絶大な効果がありそうです。
約600円、ワタクシのような素人作業には必須です!


 


※作業手順を間違えています。
サブバッテリーを先に外してしまいましたが…
外した端子側は、ビニールテープ(ナシジテープ)で絶縁しました。


 


※作業手順を間違えています。
本来なら、サブ/メインの端子を全て外してからバッテリーを降ろしますが…
サブバッテリーから降ろしています。


 


サブバッテリーの周りには、黒いカバーが巻かれていました。
先にカバーを抜き取ってからバッテリーを持ち上げた方が、
手を滑らせるリスクが少なそうです。
切り欠きのある方が手前…クルマの前方でした。


 


※作業手順を間違えています。
メインバッテリーも端子を外して絶縁しました。


 


ここで、バッテリーがクルマから切り離されたので、
メモリーキーパーの状態を確認しました。
LEDが左右2個点灯状態になり、ちゃんとバックアップ給電状態を示していました。


 


メインバッテリーの周りにも白いカバーが巻かれていたので、先に上に抜き取って外しました。
まっすぐ上には高さが足りずに抜けず、バッテリー本体を少し手前に倒しながら引き抜きました。


 


白いカバーはこんなのです。
手前…車両前方側に、穴が開いていました。
これはバッテリー内部の水位を確認するためにある、メンテナンス用の窓のようです。


 


バッテリー交換作業で一番心配だった作業です。
メインバッテリーの重さは、約20キログラム
メインバッテリーはエンジンルームのかなり奥に設置されています。
かなり腕を伸ばした状態で作業する事になるため、もしかして…
持ち上がらなかったらどうしよう?なんて心配していました。

実際には それほど体勢が不安定ではなく、心配に及びませんでした。
両手で少し手前に傾けて、慎重に持ち上げれば安全に降ろすことができました。


 


バッテリー2個が外されたエンジンルーム内はこんな感じです。


 


取り外したバッテリーとカバーはこんな感じです。


 


約8年間、全く問題なく使用してきたバッテリーですが、
側面をよく見ると「膨らみ」が発生していて、劣化しているのが分かりました。
交換時期としては ちょうど良かったのかも知れません。


 


準備しておいた、新しいバッテリーはこの2個です。
左側がメインバッテリー、S95
右側がサブバッテリー 、K42
迷うまでもなく、信頼のGSユアサ製バッテリーを選択しました。
2023年8月製の、新鮮なバッテリーが届きました。


 


改めて、バッテリーの設置場所を観察してみます。


 


手前のサブバッテリー設置場所はこんな感じ。
赤丸部分が、固定金具の「レ」のところが引っかかる穴です。
バッテリー側から、外向きに引っかけます。


 


サブバッテリーの手前側の穴は見にくいですね。
ここだけ、引っかけた金具を固定する白い樹脂パーツがありました。
金具の「レ」を穴に入れてから、白い樹脂パーツに右側からはめる感じです。
外す時は、その逆で右に倒しながら外す事になりますね。


 


メインバッテリー側はこんな感じ。
サブバッテリーと同じように、
奥側は、バッテリー側から奥向き…車両後方向きに引っかける。
手前側は、バッテリー側から手前に…車両前方向きに引っかける事になります。


 


手前側の穴は、かなりのぞき込まないと見えませんが、ここです。
穴の位置は、バッテリーを載せる前に確認しておくと
金具を付けるときに困らなくて済むと思います。


 


メインバッテリーから先に載せます。
新しいバッテリーには取っ手が付いているので、
古いバッテリーを外すよりも簡単に載せる事が出来ました。
手前に斜めに傾けて、そっと置けば大丈夫でした。
端子が奥側になるので、そこだけは注意です。


 


白いカバーを取付。
バッテリーを傾けて、上から差し込めば特に難しくないです。
一応、穴の開いている方が手前ですね。
新しいバッテリーはメンテナンスフリーなので、内部の水量は横からは見えませんが…


 


取っ手を取り外しました。
外す時は引っ張る方向ではなく、押し込む事で簡単に外せました。
次回交換時のために?取っ手は捨てずに車内で保管します。


 


バッテリー固定金具には、良く見ると取付の向きを示す矢印→が刻印されています。
矢印がクルマの前方を向くように取付します。


 


固定金具の取付は、バッテリーを手前に寄せておいて
奥側にスペースを作り、奥の金具を穴に入れる、ナットを手で軽く締めておく。
バッテリーを奥に押して手前にスペースを作り、手前の金具を穴に入れる。
ナットを手で締まるところまで締める。
バッテリーを真ん中辺に寄せて、位置を決めたらスパナで締め付けします。

ナットは締めすぎないように!
しっかり固定しなければ!と思うのは当然なんですが…
バッテリーはプラスチック製ですので、ナットを強く締めればどんどん締まります。
最悪、バッテリーが変形して最後には割れてしまいます。
揺すってみて動かない程度に締めておきました。


 


※作業手順を間違えています。
本来は2個のバッテリーを載せてから端子を取付するべきです。
2個のバッテリーに端子を取付します。
①メインバッテリープラス端子
②サブバッテリー プラス端子
③メインバッテリーマイナス端子
④サブバッテリー マイナス端子

小生も間違えましたので、これから作業される方は
間違いのないようにお気を付けください。
こちらもナットは締めすぎないように!


 


バッテリー交換・固定・接続完了です。
この時点で、メモリーキーパーをクルマから取り外ししました。

もう一度、固定、接続が確実か確認して…


 


エアダクトを取付しました。


 


エアダクトのクリップ2か所も確実に取付。
エンジンをかけてみて、問題なければ作業終了です。


【メモリーキーパーについて】
メモリーキーパーを付けていたので、作業前と
全く同じ状況かと思いきや…

想像とは違いましたのでご紹介。
・クルマの時計が15分位(バッテリーを外していた時間分?)遅れた
・バックドアが一時的に開かなくなった
・スライドドアが電動で動かなくなった
・運転席ウィンドウのオート機能が使えなくなった

→時計は、普通に修正。
→バックドアは一度ドアをロック→アンロックしたら開くように。
→スライドドアも、一度全閉→ロック→アンロックで復旧。
→ウィンドウオート機能は、ウィンドウが閉まってから
 約2秒以上、ウィンドウスイッチを閉める方向に保持すれば復旧。

トリップメーター等はリセットされていなかったので、
一応、メモリキープ機能は発揮されていたと思います。


 

【バッテリー交換後のバッテリ放電電流積算クリア:通称 積算リセットについて】
本来はバッテリー交換後には積算リセットが必要と言われています。
積算リセットは、ディーラーや整備工場、カー用品店などで
数千円(3000円程度?)でODB2コネクタからクルマのコンピュータにアクセスして
実施する作業です。

積算リセットしないとどうなるのか?
バッテリー交換した事がクルマに伝わらないため、
バッテリーからの電力供給量(総放電量)がある値を超えると
「このバッテリーは劣化しているハズだ」とクルマ側コンピュータが判断。

主に「アイドリングストップしなくなる」だそうです。
我が家のセレナは購入後早い段階でアイドリングストップ機能を止めています。
…積算リセット要らないかな、と。
もしも今後何か不具合があればここで報告します。


 

【外したバッテリーの処分について】

バッテリーをネットで安く買って交換した後、
古いバッテリーの処分に困る方も多いでしょう。

処分は簡単です。
オートバックスに持ち込んで引き取りをお願いしましょう。
バッテリーをそのお店で買っていなくても、大丈夫です。

なぜなら、古いバッテリーは「売れる」有価物(お金と同じ)なのです。
個人的に1個、2個のバッテリーを売るのは結構面倒ですが…
オートバックスのようなお店ならまとめて専門業者に売却します。
増えればそれだけ売却額が増えるだけです。遠慮する必要ありませんよ!
他のカー用品店、ガソリンスタンドなどでも同様ですが、
持ち込みする前に確認は必要です。


 

約30分の作業で、6万円節約♪
自己責任で、怪我無く、クルマを壊さず…
楽しいDIY作業をどうぞ!!!!

BOSCH製も同じような価格ですね


 

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