C27セレナへの、リア(テール)シーケンシャルウィンカー取付後編です。
 前編からの続きになります。
作業結果の光り方、流れ方はこちら。
流れ切った後に、純正ウィンカーが点灯するのはイイですよね!
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 最初に、配線のつなぎ方の図を…
 この接続図は、右または左ウィンカー片側の図になります。
 左右ではこれが2つ必要です。
 もっとわかりやすい図に書き直す予定があるような…無いような。
上記の通りに繋ぐと、遅延ありでシーケンシャルLEDが流れ切った後に純正ウィンカーが一瞬点灯する感じになります。
 純正ウィンカーの遅延がある方が、かなりインパクトがあると思います。
 どうせやるなら…おススメです。

 さて、配線を接続していきます。
 先に外した、運転席側のDピラーですが、その下側を覗き込んだ写真です。
 以前、ドライブレコーダーを取付した際に、バック配線を分岐したのがこの部分です。
 ここから、ウィンカー配線を分岐させていきます。

 分岐用に、0.5sqの配線に、エレクトロタップを付けておきます。
 狭くて作業性の悪い場所では、エレクトロタップが重宝します。
 白いエレクトロタップは、0.18~0.36sq用ですが0.5sqの配線も使用可能です。
 自己責任でお願いします。

 検電器でチェックしてみたところ、この紫色のケーブルが右ウィンカー配線でした。
 エレクトロタップでウィンカー配線を分岐させます。
当初、ウィンカー配線を分岐させただけでシーケンシャルLEDを点灯させていましたが…
 純正ウィンカーを遅延点灯させるため、ウィンカー配線を赤×印で一度切断します。

 ウィンカー配線を切断したところ。
 先に取付したエレクトロタップが、「切断したウィンカー配線の車側(電源側)」になります。

 切断した配線のもう一方にも、エレクトロタップを取付して配線を分岐させます。
 こちらが、「切断したウィンカー配線のテールランプ側(純正ウィンカー側)」になります。

 エレクトロタップの外れ止め、配線の固定で4本の結束バンドを使いました。
 これで、右(運転席側)ウィンカーの配線分岐と接続は完了です。

 あ、アース(ー)側の配線を忘れていました。
 左右のウィンカー配線のアース(ー)を同時に取るために、クワ型端子…(写真は丸端子ですね)に2本の配線を一緒に圧着しました。
 丸端子は外れにくくて良いですが…クワ型端子だとネジを完全に外さず緩めるだけで付け外しが出来て好きです。
 サイズは6㎜のものが使いやすくておススメです。

 この端子は、Dピラーを外したこの部分にある、純正の配線がアースを取っているネジに共締めしました。
 この方法でアース(-)配線を繋ぐ事を、ボディーアースと言います。
 クルマのボディ(金属部分)はすべてバッテリーのマイナス(アース)に繋がっているので、この繋ぎ方ができます。

 アース配線(ボディーアース)を繋いだので、右側のシーケンシャルLEDへの配線を繋いでおきます。
 この時点で、右側のシーケンシャルLEDはウィンカーに連動して点灯するようになります。

 同様に、左(助手席)側のウィンカー配線も接続するため、Dピラーを外します。
 同じように赤矢印部分にウィンカー配線があるだろうと覗き込むと…

 ん?なんか右側とずいぶん雰囲気が違いますね…
 エアコンのダクトが通っている関係上、かなりスペースが狭く、右側(運転席側)ほどスペースが広くありません。
 赤丸の中にある配線束の中にウィンカー配線もありそうですが、とてもココで切断や分岐が出来そうにありません。

 仕方なく…テールランプ裏の配線で、切断&分岐を行う事にしました。
 テールランプの外し方はここ↓が参考になると思います。
 【C27】テールランプLED化①テールランプの外し方

 左側(助手席側)テールランプ裏の、ピンク配線が 左(助手席側)ウィンカーの配線ですが、
 全灯化で自作ハーネスを追加しているので、その部分で配線を一度切断しました。

 切断した配線のそれぞれから、配線をスプライスを使って分岐させました。
 スプライスは、ギボシ端子よりコンパクトに配線を繋ぐ事が出来ます。

 テールランプ内で切断、分岐した配線は、テールランプ裏から車内に引き込みました。
 また、今回は右側(運転席側)に遅延リレーと切り替えスイッチを設置するため配線を右側に引き回します。
 過去のこの記事が参考になると思います。
 【C27】テールランプから車内への通線方法
 【C27】フロントからリア、リア左右の通線方法

 ここからは遅延リレーについてです。
 遅延リレーとは、信号が入ってきたら、設定分だけ遅れて信号を送出する装置です。
 設定時間は、白丸を付けたボリュームを回すことで変更できます。
 今回の利用目的は、純正のウィンカーがシーケンシャルウィンカーが流れ終わってから点灯するようにしてみます。

 接続方法は、このページの最初に掲載した図の通りです。
 ウィンカーの信号が入ってきてから設定しただけの時間遅れて、信号が出てきます。
 リレーユニットは、すべての配線を接続するとこんな感じになります。

 左右分の2つの遅延リレーユニットが必要です。
 これも、どちらが右/左であるか把握した方が良さそうです。
 基板のままではショート(短絡)の危険があるので、ビニールテープを巻いて絶縁します。
 遅延時間の調整用ボリュームにはテープを巻かずに露出させておきました。

 左右2つの遅延リレー基板を、一つにまとめました。
 念のため、基板の間に段ボールを挟んで、絶縁処理し、テープで巻きます。

 最後に、カタカタ音が出ないよう、クッションハーネステープを巻いておきました。
 遅延時間調整ボリュームは赤丸の部分に見えています。

 遅延のON/OFFスイッチは、トグルスイッチを使いました。
 左右のウィンカーを1つのスイッチで切り替えたかったので、2回路2接点のスイッチを使っています。
 左右を独立で切り替えするなら、1回路のトグルスイッチを右と左別に設置する事も可能です。

 スイッチは、この部分…ジャッキスペースに貼付け。
 遅延リレーの設置場所に悩みましたが…
 意外ににカチカチ音が大きくて気になるので…

 ジャッキスペースにある、スポンジに切れ目を入れて中に入れ込んでみた。

 最終設置状態がこれです。
 スイッチを操作することで、純正ウィンカーの遅延時間をOFFにすることが可能です。
 カチカチ音も、全く聞こえなくなりました。

 動画をご参照頂ければいいんですが…
 一応点灯順序を写真で。


ハザードが流れて、点灯し切った時を割と上手く取れたのが↑この写真です。
 シーケンシャルLEDだけでも嬉しいですが、やはり純正ウィンカーが最後に点灯する制御で
 より一層その満足度が上がっている事は間違いありません。
シーケンシャルLEDの取付が、取って付けた感満載であっても点灯状況を見ると満足です。
 4000~5000円程度で出来るDIYとしては、超おススメです。
参考にされる方は、すべて自己責任でお願いします。
 
 これ↑を使いました↑
この記事の前編は↓こちら
 【C27セレナ】リア(テール)にシーケンシャルウィンカー取付~前編~
フロントのシーケンシャルLEDウィンカー取付記事はこちら
 ミラーシーケンシャルウィンカー取付記事はこちら
| 1回のチャージ金額 | 通常会員 | プライム会員 | 
| 90,000円~ | 2.0% | 2.5% | 
| 40,000円~ | 1.5% | 2.0% | 
| 20,000円~ | 1.0% | 1.5% | 
| 5,000円~ | 0.5% | 1.0% | 
 

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